ベルリン政府は、昨年、ナイトクラブが適切な防音措置を取れるように、100万ユーロの資金を確保すると宣言していた。”Noise Protection Fund”の目的は、「騒音対策を促進し、近隣の居住エリアとクラブ営業の長期的な共存を図ることによって、ベルリンのクラブカルチャーを守ること」だそうだ。
今日より、ベルリンに立地し、「極めて重要なプロジェクト」に該当するクラブは、防音設備の改装に使用できる5万ユーロ、もしくは10万ユーロの助成金を申請することが可能になった。
この助成金は、吸音材や、屋外部分にて遮音用の設備を導入することのほか、近隣の住宅に防音窓を設置するのにも利用可能だ。提出された願書は、有識者たちによって承認、あるいは却下される。
2011年以降、ベルリンでは、170ものナイトクラブが閉店を余儀なくされた。今回の新しいイニシアチブによって、ナイトクラブと近隣住民の摩擦が緩和されることが期待されている。申請手続きについて、詳しくはこちらから。
最新情報をお届けします
Twitter でMixmag Japanをフォローしよう!
Follow @mixmagjapan