2017年もあとわずか。今年もDJとして出演したイベントはもちろん
遊びに行った先々でも素晴らしい音楽体験ができて、深く心の中に刻まれています。感謝。
年の瀬を迎えた12月のギグでは念願だったPHUTUREのライブを体験することができました。
日本でライブするのは初だったそうです。主宰はPierreと親交の深いEMMA氏。

メインメンバーであるSpank Spankが亡くなって一年後の来日でしたが、
DJ Pierreは新メンバーと共にとてもパワフルなパフォマーンスをしてくれました。
ACID HOUSEの創始者としてダンスミュージック史の最も重要な部分も背負いながらも、
確実にアップデートされた独自のマシン・ソウルミュージックは
ダークでヘヴィーでレイブ。Phutureだから生み出せる特別な世界でした。
先月UNITではDaniel Averyが彼のスタイルの一つである
ソリッドなアシッドサウンドでフロアを熱狂させていて、
そこにはHARDFLOORの曲もあったり……
シカゴのストリートで誕生したレベルミュージックともいえる
アシッドハウスはいつだってフロアの原点であり革新で
なぜかエモーショナルな気持ちにさせてくれる。
この魔法の音を世に産み落としてくれたパンクスたちに心からのリスペクトを。
Spank Spankにも会ってみたかったなあ。

Rest in power .@djspankspank one of the true innovators of the acid sound. Love and strength to @djpierre and Phuture family. ❤️
— THE BLACK MADONNA (@blackmadonnachi) 2016年9月21日
PHUTURE’s DJ Pierre on Racism and Chicago
[PROFILE]
PUNKADELIX (MAYUDEPTH)
国内外に於いて活動しているアートディレクター・デザイナー、近藤麻由によるソロプロジェクト。学生時代より東京そして滞在していたニューヨークでレコードを買い集めるようになりDJとしてのキャリアをスタート。テクノ・ハウスをベースに独自の”DARK&POP”サウンドを展開し、日本各地、海外のクラブからカルチャーシーンまでオファーが絶えず様々な分野において活動している。’12年オフィシャル・ミックスアルバム「ELECTRONIK BEAT PUNK」をリリース。初期衝動をテーマに掲げ、世界各国のアンダーグラウンドミュージックの他自身によるオリジナルトラックを収録、ストーリー性の高い作品に仕上げている。現在レジデントとしてContactで開催されている”MOTORPOOL”に出演するほか、Sound Museum Visionの”EMMA HOUSE”では3HOURSのオープニングアクトを務めている。またChristian LouboutinやSLYなどアパレルブランドの店舗やエキシビションへの音源提供、森山大道主宰の写真塾による作品展でヴィジュアルと音による実験的なインスタレーションを行うなどファッションやアートとのコラボレーションワークも多数。’16年より新たなプロジェクト”MAYUDEPTH”名義での楽曲制作を始動し、DJ SHUFFLEMASTER主宰のレーベル”四季協会”より作品をリリース。時代やシーンにとらわれず常にオープンな姿勢でエレクトロニック・ミュージックを探求し続けている。
https://www.facebook.com/Punkadelix
https://soundcloud.com/punkadelix23
https://www.mixcloud.com/punkadelix/
http://www.shikikyokai.jp/
“ELECTRONIK BEAT PUNK” mixed by PUNKADELIX
http://www.technique.co.jp/item/92230,BBQ36CD.html。
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