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BLOG

日刊:The Best Album & Mix_14

パソコン音楽クラブ 『Ambience』 / DVNTT Podcast 022 – Lilith.

Mixmag Japan | 2 January 2021

パソコン音楽クラブ, パソコン音楽クラブ アルバム, Lilith. DJ, mixmag
引き続き、「日刊:The Best Album & Mix」をお送りしております。前回の内容はコチラから。12月31日まで、本企画は毎日更新してゆきます(全部紹介しきれていないのでお正月も続きます)。今回は14本目。どうぞよろしくお願いします。


パソコン音楽クラブ 『Ambience』

パソコン音楽クラブ – 「Murmur」

彼らほど加速度的な成長を見せるアーティストがいますかね? アルバムをリリースする度に凄みが増しているように感じます。ベッドルームとダンスフロアが直結したようなテイストは一貫しておりますが、実践する内容の幅は広がる一方。『DREAMWALK』ではヴェイパー・ウェイヴ的アプローチのエレクトロニック・ミュージックでしたが、次作の『Night Flow』ではよりダンスミュージックの側面が強調されました。特に低音部の鳴り方は、よりフロアを意識したものになっていたと感じます。そして今作『Ambience』では、もはや制約は音楽ジャンルではなく“自粛期間中の生活を取り巻く空気を描く”という「コンセプト」に移りました。彼らと同世代のプロデューサー・Carpainterも、筆者が実施したNative Instrumentsのインタビューで「ときに制約は良いアイデアを生む」という旨の発言をしています。自らのクリエイティビティを拡張するため、あえて制限を設けることはアーティストにとってある種のセラピーになりえるのかもしれませんね。“自粛期間中の生活”と聞くと、アルバムのタイトルにもあるような環境音的アプローチが想像される可能性がありますが、本作ははっきり二面性を持っています。後半の3曲は完全にダンスミュージック。ここに彼らの慧眼を感じまして、不本意な自粛生活の多様性を認められたような安心感を覚えました。上の「Murmur」はさながら、パソコン音楽クラブ版「Two Months Off」。


DVNTT Podcast 022 – Lilith.

ジョージアはトビリシの首都にあるクラブ「Bassiani」。そこでレジデントDJとして活躍していたのが、Lilith.であります。2018年5月、武装した警察が同ベニューを襲撃した際、その最前線に立っていたのが彼女とその仲間たちでした。このときの“We dance together, we fight together”というスローガンは、今日では抑圧に対する抗議の際の有名な文句として確立されています。今やBassianiはトビリシだけでなく、ジョージア全体の才能を育てる場として機能を果たしてますが、その貢献度はLilith.やHVL、Zittoらの活躍ぶりを見れば明らかでしょう。中でも彼女は、この1年でさらにスケールアップした印象を受けます。現在はベルリンに拠点を移し、恐らく今後はさらに飛躍するはずです。


Text_Yuki Kawasaki

 

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