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日刊:The Best Album & Mix_4

Yaeji 『WHAT WE DREW 우리가 그려왔던』 & Yoshinori Hayashi | Boiler Room Tokyo x Super Dommune

Mixmag Japan | 12 December 2020

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引き続き、「日刊:The Best Album & Mix」をお送りしております。前回の内容はコチラから。12月31日まで、本企画は毎日更新してゆきます。今回は4本目。どうぞよろしくお願いします。


Yaeji 『WHAT WE DREW 우리가 그려왔던』

Yaeji – 「WHAT WE DREW 우리가 그려왔던」

PotchforkNMEStereogumなどの主要音楽メディアが既に年間ベストアルバムを発表しております。例年通り、老舗レコードショップRough Tradeの公開時期は早かったですね。このタイミングで記事を公開するのは、なかば後出しジャンケンのようで心苦しい。そのため、各メディアが選出した論点をまとめながら本稿を進めてゆきます。

上記のうち、PitchforkとRough TradeがYaejiの『WHAT WE DREW 우리가 그려왔던』を選出しました。いずれも評価のポイントとして共通しているのが、「本作が彼女の土着的なパーソナリティによって制作された」こと。USのラッパー・Nappy Nina、ロンドンのパフォーマンスアーティスト・Victoria Sin、日本のDJ / プロデューサー・YonYonらが参加していることに言及し、限りなく“身内”に近いコミュニティの中で作られたと書かれています。その土着性については、「WHAT WE DREW 우리가 그려왔던」のMVの内容に着目すれば明らかですね。彼女の友人や家族が登場し、彼女の曲を口ずさむなどしています。もちろん韓国語も随所に登場し、YonYonが参加した「SPELL 주문」に至っては日本語まで使われています。しかも本作、RobynやCharli XCXとの共作、リミックスワークを手掛けたあとに発表してますからね。グローバルなスーパースターとの邂逅を果たした上で韓国語に回帰しているわけです。あれほど「欧米で売れたいなら英語で」と言われていた、言語の優位性が完全に崩れています。2010年代後期ぐらいからK-Pop周りを中心にその兆しはありましたが、ここ2年間でそれが顕著になった印象を受けます。なお、今年10月にBring Me The Horizonによって発表された「Kingslayer ft. BABYMETAL」には日本語で歌われるパートがありますが、同時期にリリースされたリリックビデオの中では抜群の再生数を誇ります。


Yoshinori Hayashi | Boiler Room Tokyo x Super Dommune

BOILER ROOMとDOMMUNEの10周年を記念するイベントとして行われたライブストリーミングから。複数のDJが参加しておりましたが、ひときわ輝いていたのがYoshinori Hayashi。彼いわく、「私の人生を狂わせた89年~93年のハウス、ブリープ、レイヴのセットです。取り憑かれたのち、レコードショップの棚の端を掘り続けた12年。聴いて下さい!」(同氏のTwitterより)。年代のコンセプトを正確に表現すべく、全編ヴァイナルセットで展開。そこで再現されたるは、時おりいなたいノイズが入る“レイヴサウンド”。擦られまくった、ロストアイデンティティ甚だしい現代の「アシッド」ではなく、ローランド・TB-303をこねくり回していたら偶然発生したあの「アシッド」なのであります。Bobby Kondersの「Nervous Acid」がミックスに乗って来たとき(30:45ぐらい~)、今すぐフロアに行きたくなりました。ありがとうミスター・レフトフィールド! ビバ90’s!


Text_Yuki Kawasaki

 

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