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日刊:The Best Album & Mix_6

Actress 『Karma & Desire』 / XLR8R Podcast 665: HAAi

Mixmag Japan | 19 December 2020

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引き続き、「日刊:The Best Album & Mix」をお送りしております。前回の内容はコチラから。12月31日まで、本企画は毎日更新してゆきます。今回は6本目。どうぞよろしくお願いします。


Actress 『Karma & Desire』

Actress – 『Karma & Desire』 (Short Film)

過去3枚のアルバム『AZD』、『LAEGEOS』、『88』と比較しても、それほど世界観に違いはないように感じます。Actress本人も、プレスリリースで「天国と地獄の間を舞台にしたロマンティックな悲劇。愛、死、テクノロジー、自分の存在への疑問など、俺がいつも話題にするようなことと同じテーマを描いた」と言っておりました。しかしそれを構築する要素が実に多様性に富んでいるのであります。アンビエントのようなニュアンスがあり、リスナーを突き放すエクペリメンタルな側面があり、かと思えば体温の高い4つ打ちが出てくる。そして要所に差し込まれるInterrudeのような短さの楽曲…。ここまで多くの種類のサウンドを用意して彼が作りたかったのは、“サウンドトラック”ではないかと思うのです。事実、彼は本作『Karma & Desire』のためにショートフィルムを発表してますし。『ベルリン・天使の詩』(ヴィム・ヴェンダース監督作)にオマージュを捧げてまで制作したわけですから、まさしく“下界と天界”と言いますか、次元の隔てられた2つの世界を描くことに対する情熱を強く持っていたのでしょう。何せかの名作も、「守護天使ダミエルが永遠の生命を放棄し、サーカスの空中ブランコ乗りであるマリオンに恋をして下天する」という話ですからね。愛と死と、テクノロジー…。「ベルリン・天使の詩」が公開されたのは30年以上前ですが、Actressがテーマとして選んだものは今も普遍であると感じます。


XLR8R Podcast 665: HAAi

オーストラリア出身にして現在はロンドンを拠点に活動するDJ / プロデューサー、HAAi。この5年のうちに台頭したクラブアクトの中では、最も縦横無尽に活躍を続けるDJなのではないでしょうか。硬質なブレイクスからド派手なテクノまで、彼女は様々なサウンドスケープを武器にシーンを切り開いてきましたが、昨今ではその作家性がさらにポリバレントになってきました。4つ打ちを深化させるだけでなく、BPMに制約を受けないミックスを紡ぐことができる。今年の9月には〈Mute Records〉からEP『Put Your Head Above The Parakeets』をリリースしましたが、プロデューサーとしても非常に優秀であります。UKの音楽メディア「Dummy」が先日発表した「The 50 Best Tracks of 2020」 では、本作に収録されている「Bon Viveur」が第5位に選出されています。世の中が間違っていなければ、近い将来確実に覇権を握る存在です。


Text_Yuki Kawasaki

 

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