ハウスミュージックにおいて、ニューヨークはいつの時代も重要な場所である。会員制パーティー「The Loft」を生み出したデヴィッド・マンキューソがラリー・レヴァンに影響を与え、そのラリーが1970年代にハウスの原型と言われる「パラダイス・ガラージ」の金字塔を打ち立てた。ダンスミュージックシーンにおいてハウスが重要なポジションを担うようになった後も、続々と優れたアーティストやレーベルを輩出し続けている。
9月28日(金)に渋谷のContactで開催されるパーティー「LiLiTH」に出演するハウス・デュオ“Soul Clap”も、その典型的存在である。出身こそボストンだが、ニューヨークを拠点とするレーベル<WOLF+LAMB>に籍を置く彼らは、様々なジャンルを越境し、これまでに至上のダンスミュージックを紡いできた。
ディスコやガラージにファンク、ハウス…。連綿と続くダンスミュージックを自在に編み込み、新世代の解釈としてハウスを掲げている。DJ HARVEYやMasters At Work、Funkadelicといったレジェンドたちも、彼らを次世代のシーンの後継者として認めている。
Soul ClapのDJセットは知識と実力に裏打ちされたものだが、今回の「LiLiTH」はそれだけではない。メンバーのエリ・ゴールドスタインとチャールズ・レヴィンそれぞれのDJも披露される。Bamboozleことエリによる、7incレコードのみでプレイする45sセット。そしてチャールズは自身の別名義であるLonely Cでのパフォーマンスをアジア初披露する。
さらに、Soul Clapを迎え撃つ国内勢も大変豪華である。Soul Clap RecordsとWolf+Lambによるレーベル・ショーケース『CREW LOVE』のバルセロナ公演や、タイのWonderFruitsでの『CREW LOVE Take Over』に出演し、この秋に同レーベルからのリリースを控えるNaoki Serizawa。Rainbow Disco ClubのレジデントDJとして国内外で活躍し、過去にはTRESVIBES SOUNDSYSTEMとしてフジロックのレッドマーキーにも出演したKIKIORIX。アジア諸国はもとより、アメリカから南米まで世界各地のダンスフロアをロックしてきた超絶スキルのDJ SARASA。SPACE SHOWER TVやMTVでのMC、オールナイトフジやThird Culture など数多くの人気コンテンツを生み出してきたBRYAN BURTON LEWISに加え、コアな音楽ファンから高い評価を得るEITAやTAKA、さらに今年のUltra JapanやSONICMANIAに出演した若手注目度No1のRen Yokoiなどが出演する。
ハウスミュージックを軸に、ディスコ、ソウル、ファンク、アフロ、ラテン、ジャズ、アシッドなど、ダンスミュージックの過去と未来を横断する音楽体験に加え、『LiLiTH』ならではな空間演出にも期待。
■ LiLiTH “the party!!!#40” feat. SOUL CLAP
日程:2018年9月28日(金)
場所:Contact Tokyo
Open 10PM
¥1000 Before 11PM
¥2000 Under 23
¥2500 GH S Members
¥3000 w/Flyer
¥3500 Door
<イベント詳細>
http://www.contacttokyo.com/schedule/lilith-the-party40-feat-soul-clap/
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