7月8日(日)、渋谷Contactにパリを拠点に活動するプロデューサーStwoが登場する。
ソウル、R&B、エレクトロニック、チルウェイヴ……。具体的には、スムーズなキーやソウルフルにピッチが整ったボーカル、808ライクなドラムの音が耳を引く。2013年にリリースした『Lovin U』以降、現行のインディーR&Bを牽引するのが、このStwoだ。
Stwo – 『Lovin U』
続いてリリースした『mixtape 92』が、カナダ人プロデューサーでDrakeのコラボレーターでもあるNoah “40” Shebibにピックアップされ、一躍トッププロデューサーへの階段を駆け上がった。2016年にリリースされたアルバム『D.T.S.N.T.』では、ボーカリストやラッパーを起用し、Stwoが得意とするミニマルでアンビエントなプロダクションを披露した。本作では、Brent FaiyazやAmir Obeなどの最旬のアングラなラッパーに加え、BADBADNOTGOODのような新世代ジャズアーティストを招集している。この垣根の無さがいかにも2010年代的だ。ちなみに彼が世に出るきっかけを作ったのは、ビートシーンの最右翼Kaytranadaである。そういう事実もまた、Stwoが時代の寵児であることの証明になり得るだろう。
そしてつい先日、Jeremihとの共作『Neither Do I』のMVが公開された(曲のリリースは2017年)。
Stwo – 『Neither Do I feat. Jeremih』
なお、今回のギグにはYukibebやShioriyBradshawら、国やジャンルにとらわれない日本勢も名を連ねる。
シーンを牽引する気鋭プロデューサーの待望の来日公演。予測不能な音像が次々と舞うフロアでは、未来のサウンドが待っているだろう。
■ MOVIN ON feat. stwo
日時:2018年7月8日
場所:Contact Tokyo
<イベント詳細>
http://www.contacttokyo.com/schedule/movin-on/
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