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INTERVIEW:FLAVA D「DJをしているときは常に次の曲について考えている」

自身の経歴や来年のリリース情報を含めた今後の活動について明かす

Mixmag Japan | 20 December 2017

イギリスのベースミュージックシーンで、最も熱いDJのひとりであるブレイヴァ・Dが、2年ぶりの来日を果たした。東京公演を数時間後に控えた彼女にインタビューを敢行。インタビュー前日に行われた高知公演の感想や、来年のリリース情報を含めた今後の活動について話してくれた。

◆ ◆ ◆

UKベースミュージックの女王と呼ばれる
彼女の背景にあるものとは?


──あなたの音楽的な経歴を教えてください。

フレイヴァ・D:(以下フレイヴァ)10年ほど前、16歳のときに作曲を始めたの。4年前から、ビートを作ったり、DJを始め、独学で作曲方法を学び、今も勉強している。最近はなんとか自分でラジオやDJのブッキングを増やす方法を考え、だいぶ忙しくなった。でもそれはすごく楽しいこと。

──どうしてDJになったのでしょうか?

フレイヴァ:自分の楽曲をクラブで販売したかったから。クラブにいると、よりたくさんの人々やファンとつながることができるし、人々を踊らせることだってできる。そして、世界中を見て回る機会ももらえるし。たった今、こうして日本にいるように。

──デビューのきっかけは?

フレイヴァ:2010年、レッドブルミュージックアカデミーの学生だった。2013年に学校からボイラールームでDJをしないかと連絡が来た。でもそのとき、ボイラールームが何なのか知らなかったの(笑)。だから周りに、「ボイラールームって何?」と聞いたわ。とにかく、私の初めてのギグはボイラールームだった。

──あなたのDJキャリアをトップレベルに引き上げたのはどんな事情がありましたか?

フレイヴァ:ボイラールームの後、イライジャ&スキリアムがRinse FMに呼んでくれた。技術を上げるために、DJとしてクラブがどういったものなのか理解するところから始めた。最初はただ音楽を再生するだけだったのが、今はフロアの人々の空気を読むし、楽曲制作の際にクラブ特有のサウンドを意識して作るようになった。Webで配信されるビデオを通してより多くの人が私を見れるようになったので、これからはソーシャルメディアを通してもっと自分を知る必要がある。いつも世界中のどこにいても、一生懸命にDJをやっているの。

──BUTTERZはどんなレーベルと言えますか?

フレイヴァ:BUTTERZは家族みたい。私たちはグライムやガラージ、エクスペリメント、スウィンドルみたいなジャズやファンク、ソウルフルなダンスミュージックなどさまざまな電子音楽を作ったり、クラブイベントを開催したりしている。最近レーベルオーナのイライジャがファンに向けてワークショップを開催し、私はどうやってパソコンで仕事をするか講演を行った。ファンの前向きな姿勢やコメントにいつも感謝している。レーベルはUKダンスミュージックシーンの中を突き進んでいて、すべてがうまくいってる。言葉の壁はあるけど、日本でワークショップが開けるのを楽しみにしているわ。

──あなたのインスピレーションはどこから湧いてくるのですか?

フレイヴァ:私は幼少期からJ Dilla、ATCQ、ナズなどのオールドスクールヒップホップ、そしてドラムンベースやガラージなどさまざまなジャンルの音楽を聴いていた。なので私の曲はオールドスクールヒップホップやガラージからインスピレーションを受けていると思う。プロデューサーとしてインスピレーションを与えてくれたのは、MJコールとゼッド・バイアス。他に大きなインスピレーションを与えてくれたのは、シルキー、そしてスウィンドル、なぜなら彼は他と違うサウンドをプロデュースできるから。彼らはみんな私の大好きなアーティストたち。あとは、ソウルやジャズもとても好きだから、それらの要素もわたしの音楽の中に含まれているわ。

──あなたのトラックにはどんな特徴がありますか?

フレイヴァ:私の曲はダークで、エネルギッシュ。明確に自分でなんと説明していいかわからない。なぜなら、私はさまざまな音楽を作っているし、ピンポイントに自分のスタイルを説明するのはとても難しいの。でも最近は、よりエモーショナルな音楽を作っている。

──どんなときにトラックを作っていますか?

フレイヴァ:飛行機や電車の中など、いつも旅先や移動中に曲を作っている。クラブの後、家に帰るとアイディアが浮かぶから、そこから楽曲を作り始めることもある。

──トラック制作はどんな形で行なっていますか?

フレイヴァ:いつもABLETON Liveで曲を作っている。悲しいときには悲しい曲、嬉しいときは、よりリズミカルな嬉しい曲をつくるし、私の気分次第。

──どんなことを考えてDJをしているのでしょうか?

フレイヴァ:DJをしているときは常に次の曲について考えているわ。観客の雰囲気を見て、どんな雰囲気の楽曲が次にふさわしいか考えるの。

2015年に初来日を果たした彼女を通して見える
日本のクラブカルチャー

──一番思い出深いギグは?

フレイヴァ:難しい質問ね。今まで3回ボイラールームに出たけど、前回のボイラールームは良かった。でも、どのギグもいつも楽しい。イギリスのリーズの観客はとてもエネルギッシュだし、2年前に東京に来たとき、イライジャ&スキリアムやスウィンドルと共にUNITで回したけど、あの夜は本当に素晴らしかった。

──DJをするのに好きな国はありますか?

フレイヴァ:オランダのアムステルダムは観客は音楽を本当に楽しんでいて、とても良い。あとはロサンゼルスも好き。そして日本!観客の熱は最高。

──日本の首都圏以外のクラブカルチャーに関してどう思いますか?

フレイヴァ:高知で昨日プレイをしたけど、すごくいい経験だった。オリジナルのTシャツを観客は着てくれていたし、みんなとても熱狂的で、間違いなくいい時間を過ごせた。イギリスのどこの場所とも比べられない、高知は高知の良さがあるし、ここ2週間で一番いいギグだった。

──日本のクラブカルチャーとUK、世界のクラブカルチャーは何が違いますか?

フレイヴァ:日本では会場でタバコが吸える。ステージから香る匂いが違う。あとは、イギリスの観客は、演奏中にスナップチャットばかりしているけれど、日本の観客は音楽に敬意があるように思える。ステージにいる時はより自由に感じるし、もっと気持ちが高まり、より激しいビートの曲をドロップできる。日本では心を開いて演奏ができるの。私の場合はね。

──日本のグライムシーンについてどう思いますか?

フレイヴァ:最近はあまりグライムの制作はしていないけど、昔はよく作っていた。日本のグライムシーンはロンドンほどではないけど、ポピュラーだと思う。私が東京で買い物をしているとき、店内でスケプタが流れていて、曲にノって聴いていた。そしたらある男性が「グライム好きなの?」と声をかけて来たのよ(笑)。反応にとても困ったけど、すごく面白い出来事だった。

──日本のファンに向けてメッセージをお願いします。

フレイヴァ:日本のファンは本当に大好き。いつもサポートしてくれてありがとう。そしてショーに来てくれてありがとう!

──今後の活動について教えてください。

フレイヴァ:すごいビッグプランがあるけど、まだ発表できないの。今後もずっと世界中で音楽を発信し続けて、たくさんの人たちと関わっていきたい。

◆ ◆ ◆

現在、新作アルバム『モア・ラヴ・2』を製作中で、来年の元旦に発表予定とのこと。前作『モア・ラヴ』の続編になるこのアルバムは、ヴォーカリストを招いた楽曲もあり、これまでの作品と全く変わったものと話してくれた。『モア・ラヴ』は公式HPより購入可能となっている。なお、彼女の最も思い出深いギグのひとつである、最新のボイラールームの映像は下記より。


 

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