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FEATURES

極上・重要ディーヴァ・ハウス20選(後編)

ダンスフロアの華、ディーヴァ・ハウスの必聴トラックスをチェック

Mixmag Japan | 14 June 2019

時代によってハンドバッグ・ハウスとも呼ばれ、ダンスフロアーをソウルフルなパラダイスへと変貌させるアンセム調のヴォーカル・ハウス、ディーヴァ・ハウス。

1990年代にゲイカルチャーがメインストリームに進出した際に人気を得たジャンルで、ダンスミュージックの歴史家、Bill Brewsterによると、クラブ遊びを「娯楽の主流」に変えた立役者だという。

有名なものから無名なものまで、我々がこよなく愛するディーヴァ・ハウスのレコードを20曲チョイスした。今回は後編の10曲を堪能してほしい。

BIZARRE INC
I’M GONNA GET YOU

イギリスのエレクトロニック・ミュージック・グループBizzare Incは、1992年のAngie Brownとのコラボ「I’m Gonna Get You」で全米ダンス・チャートのトップに、そしてUKシングル・チャートの3位まで上り詰めた。コール・アンド・レスポンス形式の歌詞と刺激的なピアノの旋律、そしてキラキラのレイヴ的な感性が特徴的な、問答無用のビッグ・チューンだ。圧倒的なBrownのヴォーカルがダンスする者の襟首を掴み、ダンスフロアーを強制的にオーバードライブに突入させる。

HERCULES AND THE LOVE AFFAIR
BLIND (FRANKIE KNUCKLES REMIX)

Anohniの声は魔法である。Hercules and The Love Affairで知られるアメリカ人DJ/プロデューサーAndy Butlerに抜擢され、この問答無用のディスコ・クラシックスにヴォーカルを提供することになった。同トラックは、Heracules and The Love AffairがDFA Recordsからリリースしたデビュー・アルバムからのファースト・シングル・カットとして2008年に登場した。同曲がシーンに与えた影響は甚大で、ハウス・ミュージック界のレジェンド、Frankie Knucklesがどうしてもスタジオに入ってこのリミックスを作らねばならないと感じたほどだった。

ALISON LIMERICK
WHERE LOVE LIVES

あらゆる意味において、「Where Love Lives (Come On in)」は史上最高のダンス・レコードの一枚である。スウィングし、女子をセクシーな気分にさせ、男子はビシっと決めたくなり、あらゆる人の心を躍らせる。一条の悲しみを感じさせるものの、基本的にはどこまでもアップリフティングな一曲であり、ごく一部の名盤しかなし得ない、ビター・スウィートな幸福へと誘ってくれる。Limerickの押しも押されもせぬ最高傑作だ。

ROBIN S
SHOW ME LOVE

オリジナルは1990年にChampion Recordsから登場したが、商業的にヒットしたのは1992年にスウェーデンのプロデューサー、StoneBridgeとNick Niceによるリミックスが登場してからだった。同再発売版はメインストリームのチャートを席巻し、ビルボードのHot 100では5位を、UKシングル・チャートでは6位を獲得した。本誌の1996年度版、及び2013年度版の「グレーテスト・トラックス」にも選抜されている。高く空に舞い上がるヴォーカルと壮大なシンセ・ラインが曲全体を通してノンストップの多幸感を与えてくれる。

ROSIE GAINES
CLOSER THAN CLOSE

Prince & The New Power Generationの元シンガー、Rosie Gainesが1995年にリリースしたアルバム『Closer Than Close』からのリード・シングルはUKで大成功、同年のUKシングル・チャートで4位まで上り詰めた。同クラブ・ヒットを受けて、Gainesは1997年にMOBO賞の最優秀国際シングル賞を受賞。現在に至るまで各地のダンスフロアを沸かせている。

ANGIE STONE
WISH I DIDN’T MISS YOU (HEX HECTOR / MAC QUAYLE VIBE MIX)

Angie Stoneの「Wish I Didn’t Miss You」は彼女の2枚目のスタジオ・アルバム『Mahogany Soul』に収録され2001年に登場した。切なく、説得力のあるオリジナルもスマッシュ・ヒットとなったが、Hex HectorとMac Quayleによるリミックスを受けてからクラブ界にて大成功し、LGBTコミュニティからゲイ・アンセムに認定された。2016年10月にSpace Ibizaがクローズした際、Carl Coxが最後にプレイした1曲でもある。

B CREW (BARBARA TUCKER, DAJAE, ULTRA NATE, MONE)
PARTAY FEELING

90年代を代表するディーヴァ4名、Barbara Tucker、Dajae、Ultra Nate、そしてMoneがB Crewとして結集し、1997年にStrictly Rhythmよりリリースしたワイルドなパーティ・チューン。この4名が曲タイトル通り「パーティ気分」の言語化に大成功した1曲だ。

COLDCUT
PEOPLE HOLD ON (FEAT. LISA STANSFIELD)

サンプル使いの先駆者にしてNinja Tuneの設立者でもあるColdcutが、1989年に、今や名作となったデビュー・アルバム『What’s That Noise』のファースト・トラックとしてLisa Stansfieldと共に制作した。同グループが業界で認知されるようになったのも同曲がきっかけとなっており、Juan Atkins、Dimitri from Paris、Masters At Workなどのビッグネームが同グループに注目し、それぞれリミックスに挑戦している。強目のメロディを特徴とした、クリーンでパワフルなダンス・トラックであり、Coldcutの目覚しい活躍の皮切りとなった1曲だ。

DISCLOSURE
F FOR YOU (FEAT. MARY J. BLIGE)

DisclosureとMary J. Bligeによるメジャー・ヒット「F For You」は、ディーヴァ・ハウスが現代のダンス・ミュージックのサウンド、及びカルチャーの中に生き続けていることを裏付ける決定的な証拠だ。進化したハウスのテイストや形式に対応し、新しい制作技法などは取り入れられているものの、あらゆる名作に共通して登場するドラマチックなヴォーカルと生き生きとしたベースラインを軸に築き上げられた1曲。ジャンル名としてディーヴァ・ハウスに触れる機会は少なくなったかもしれないが、現代ハウスのスピリットの中には間違いなく生き続けている。

INNER CITY
BIG FUN

登場した1988年にはまだ新しすぎるほどのサウンドだった同曲は、これからも不朽の名作として残っていくことだろう。USダンス・チャートの上位に食い込んだInner Cityの代表的なシングル5枚の最初の1枚で、Paris Greyのハッピーなヴォーカルと、Kevin Saundersonの生き生きとしたプロダクションが美しく融合した、楽しさ溢れる1曲だ。あらゆるDJのクレートに居場所のある、信頼度100%のパーティ・スターターだ。

後編10本、お楽しみいただけただろうか。前編10作品を未チェックの方はこちらから!

 

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