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FEATURES

『Mixmag』2017年ベストアルバム50選 (50〜25)

私たちに衝撃を与えたLP

Mixmag Japan | 23 January 2018

どこのクラブでも流れている曲からニルヴァーナに至るまで、私たちは2017年のトップ曲をリストにまとめた。

トップアルバムのリストは、のろのろ走る電車の窓から外を眺めているとき、夏に公園に来たとき、朝目覚めてから仕事へ行くまでの感情を紛らわすとき、妄想をしているとき、シャワーを浴びているとき、フェスで熱唱しているとき、その他、クラブでのエキサイティングな瞬間で聴いているサウンドをまとめている。

下記よりリストをご覧いただきたい。

アシッド・パウリの『BLD』は曖昧で、リスナーが好んで聴くさまざまなジャンルの要素が含まれているアルバムだ。 アルバムはまるで万華鏡のように情緒的で、絶え間なく形を変えていくため、収録されている全曲に探究心を持つだろう。各トラックが、まるで絵画が描かれる過程のように緊張感と期待感を膨らませながら流れていく。

Pietro Iannuzzi別名、インディアン・ウェルズ、が2017年に3枚目のアルバム『Where The World Ends』をリリースした。このアルバムは彼の最も功績のある作品のひとつだろう。このアルバムは感情的で、あなたのレーダーではまだ探知できないかもしれないが、失望させないことを保証するので、一度聴いてみてほしい。

ニュージーランド出身、ブリスベン在住のジョーダン・ラケイのソウルフルなデビューアルバム『ウォールフラワー』は、ジャンルの定義を覆すことにこだわっている。R&Bの影響を受け、2016年のメインストリームを切り開いたフランク・オーシャンも制作に携わった。本アルバムは名門レーベル「Ninja Tune」よりリリースされ、レフトフィールドとファンクということなるジャンルから影響を受けたサウンドとなっている。彼自身の嗜好である、ジャズ、グルーヴ、ヒップホップを融合させた11トラックは、軽快なサウンドスケープと奥深い歌詞によりリスナーの心を響かせる。


このことに気づいているかわからないが、私たちはZiúrをずっと後押ししてきた。
彼女が潜在的に持っているユニークなサウンドを評価し、クラブ業界のプロダクションに実験的にアプローチをかけている。彼女が今年初めに華やかなデビューを飾ったとき、私たちが力になったと言っても過言ではない。

2017年は、ブリストルのプロデューサー、Pessimistのデビューリリースの年であった。セルフタイトルのLPは、純粋な英国のアンダーグラウンドなサウンドと未来的なサウンドの間をくぐり抜けたアルバムとなっている。 ドラムンベース、テクノ、ゾクゾクするサブベースを織り交ぜたこのアルバムは、自家製で最高に革新的なアルバムである。

ジェームス・ホールデンの最新アルバムはカテゴリ分けできない内容となっている。彼が結成した新しいバンド「The Animal Spirits」は、観客を驚かせ、魅了し続ける素晴らしい。即興的で、なおかつ淡々と流れるジャズ・バラードは、自分たちの人生をの瞬間を模った、創造性のある世界観を表している。

ネオンカラーに輝く、ジャンルを飛び交うアルバム。Fjaakのセルフタイトルであるデビューアルバムがレーベル「モンキータウン」から発売された。トリオの独特のブレイクビートサウンドと、完全なテクノが波を打つ。


2017年6月、ハットを被った謎の男をmixmagのカバーを飾った。Kölschは2017年に火をつけ、彼の輝くシンセとプログレッシブな曲は、世界中のヘッドフォンやサウンドシステムを支配している。 Kölschのファンは間違いなく1989年を好きになるだろう。

アルバム『Tessellations』はPeverlistの努力の結晶と言える。彼はダブステップをすり抜け、リズムを重視したローエンドのUKテクノで腕を磨いた。この音はまるで、彼の最上級のDJセットのようであり、今までリリースされていなかったダブプレートが沢山収録されているので、彼の本質と今の音楽性を聴くことができる。

エレン・エイリアンはアルバム『NOST』で厳格で、美しく、強力なテクノで再びアンダーグラウンドシーンを証明した。9つのトラックのエネルギーと音色は異なるが、彼女の能力と尖ったスタイルは変わらない。

ある日のダラダラと過ごす日曜日に、アルバム『Jardin』は首を揺らしたくなるようなサウンドで楽しませてくれる。ぼんやりとしたR&Bサウンドはインディーな感じ出ており、Garzón-Montanoのボーカルはとても甘い。クルージングで海の上に浮かんでいるような気分にさせてくれるパーカッションと安っぽい金管楽器の音色。もし初めて聴いた時にこれらの音に癒されなかったのなら、もう一度聴いてみてほしい。

膨れ上がるエナジーと巨大なエレクトロニックミュージックのバウンス。Staplesの『Big Fish Theory』は、ラッパーにとって有益な出来事だった。「Crabs In A Bucket」は、私たちの大好物なガラージビートを、「745」は乱雑なベースラインを詰め込み、「オマージュ」にはブリープやグリッジが含まれており、90年代のワープ・レコーズと無関係ではないだろう。

ケイトリン・オーレリア・スミスの7枚目のアルバム『The Kid』は60年代を彷彿とさせる内容となっており、アニメ「アドベンチャー・タイム」からもヒントを得ている。彼女はアルバムを通してリスナーを遠く離れた世界へと導き、1曲目の「I Am A Thought」からモジュラーギア上げ、サウンドに魔法をかけていく。

異世界を表現したアイルランドのプロデューサー、イグルーゴーストは革新的だ。レーベル「Brainfeeder」からリリースされたデビューアルバムは、挑発的な内容でリスナーの共感を得た。このアルバムを聴くと夢中になって息をする暇もない。未来を予測した、痺れるような発想で聴く者を高まらせ、全ての楽曲が基本的なダンスミュージックの要素を持っている。

このアルバムは叙情詩である。Lindstrømは、ノルディックディスコの世界の可能性を広げ続けた。「It’s Alright Between Us As It Is」、「Bungl (Like A Ghost) featuring Jenny 」、「Spire」、「envelops you in a wall of sound 」はあなたの部屋を音楽で包み込み、 プロギーなシンセが効いた「Tensions」はクラブの定番曲となった。

今年、リー・ギャンブルは新たに壮大なプロジェクトを提案した。ハードコアな要素が根強いレーベル「 Hyperdub 」と完全にタッグを組み、現代の音楽状況を探った。「Mnestic Pressure」はジャングル、アンビエント、ブロークンビーツなどを織り交ぜた楽曲に仕上がっており、彼の一番いい方法で現況を知ろうとしている様子がうかがえる。

忘れられないヴォーカルとテンポの良いリズム、ジャジーなベース進行、彼のアルバムに収録されている「Widodo」を聴くと、リカルド・ヴィラロボスがサンプリングのマスターであることが明確にわかる。グルーヴで皆をふらつかせるのだ。彼の「Empirical House」アルバムのリードトラックであるこの曲は、催眠的なアルバムの土台を作っている。彼がキャリアを積んでいく中で、エレクトロニック・ミュージック界に与えた強い影響を現しているように感じる。本作は2012年以来のアルバムで、RhadooとRareshによる「[a:rpia:r]」も参加しており、完全にミニマルの嵐が到来したと言える。

Pythonのディープ・レゲトンは南米のリズムとオーシャニック・テクノの要素を融合したジャンルとなっている。今までこれら2つのジャンルを混合しようと誰も考えていなかった。このアルバムの最長曲は9分の長さで、ピュアなダンスミュージックであるにもかかわらず、催眠術の領域まで潜入している。このレコードが100bpmのテクノになることを望んでいる。

アルバムのジャケットには牙を剥いた犬が描かれている。『World Eater』はジャケットから想像できる威嚇的なコンセプトを隠そうとはせず、人間の暴力、錯乱、失望など、内なる獣を秘めた人々について言及した作品となっている。もしこれらの絵が、幾千の言葉を表すのなら、音楽はそれを上回る、幾万の言葉を表しているだろう。初めに愛嬌良く接した後に、激しい怒り、残忍な音色、そして息ができなくなるまで希望を侵略し、その終結を明らかにするまで、アルバムに収録されている暗い曲たちに感謝し続けるだろう。

カール・クレイグは輝かしい経歴を持つアーティストだ。しかし彼は革新者であり、挑戦者であり、勢いがある。『Versus』は彼の最も意欲を表した作品である。彼はオーケストラの演奏用にデザインされた、クラシックなテクノを制作するのに9年間を費やした。これらは有名ピアニストであるフランチェスコ・トリスターノと共に制作された作品だが、息を飲むほど人々を感激させる。私たちは、2017年のデトロイトムーヴメントフェスティバルでクレイグの『Versus』が初披露されたとき、メインステージで体を揺らすケビン・サンダーソンを目撃した。

Dauwdのデビューアルバム『Theory Of Colours』は、宇宙船に乗って未知なる世界を浮遊するような作品である。ムーディーな空気感を持つディープハウスとその圧倒的な魅力で聴く者の心を奪う。ファンキーなシンセのメロディーラインと、スウィングするパーカッションを取り入れた「Glass Jelly」、アンビエントな音色を閉じ込めた「Leitmotiv」、よろめくようなサウンドスケープが特徴の「Macadem Therapy」、これらのトラックはリスナーをDauwdのエレクトロ・ミュージックに没頭させる力がある。あなたも「Theory Of Colours」のこの上なくスムーズな世界観に入り込もう。

もしこのリストがボーッとした月曜日の朝に合うアルバムだったら、アンプ・フィドラーの『Amp Dog Knights』はトップを飾るだろう。このアルバムは二日酔いに最適だ。このアルバムは癒される。ファンクの要素とソウルフルフなハウスへの敬意、そして昔のヒップホップを彷彿させながらも、しっかりと未来に目を向けている内容となっている。絶対に聴いてほしい。

ハニー・Dは長い間放浪していたが、2017年は彼女にとって最も大きな年になった。2017年の彼女の名声は?Classic Music Companyよりデビューし『Best Of Both Worlds』というタイトルのアルバムをリリースしたが、自己紹介と社会的な主張をヘヴィーなダンスミュージックにのせ、堂々と伝えた芸術作品となっている。

ケンドリック・ラマーは自分の「DNA」をベラベラと自慢している。彼の寿命についてはここで話さず、その代わりに、自身の才能を自ら讃えている。最高のアルバムと評価されるのは、アルバムを通して、感情が移り変わるところだろう。「FEEL」で自身をさらけ出し、「HUMBLE」で人を威嚇し、「GOD」では勇敢になる。アルバムを聴き終えた頃に、あなたも思わず「DAMN」と言ってしまうかもしれない。

Umfang はテクノを作る際、ビートを繰り返す必要はないということを証明した。BOSSのDR 202s(x0xb0xとKorg Volca FMシンセをインプットしている)を使い、ほとんど即興でレコーディングされた「Symbolic Use Of Light」は、リズムを拘束し、不気味な音色をちらつかせる。時々ビートを切るアレンジをしたり、このアルバムは気の狂ったエネルギーが詰まっている。「Where Is She」で熱が上昇するときさえ、ラバのようなドラムキックと安定した空間感覚はそのままだ。「少ないことは豊かである」ということを証言している。

『Mixmag』2017年ベストアルバム50選 (25〜1)へ

 

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