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FEATURES

『フジロック 2018』今年度最重要地帯、Unfairground

世界で唯一の大人の移動遊園地「アンフェアグランド」が、グラストンベリー・フェスティバル(英国)からフジロックにやってくる――。

Mixmag Japan | 24 July 2018

UNFAIRGROUND, FUJI ROCK FESTIVAL'18, Havana Dub, KEN ISHII, Mandidextrous, Mushy, D.A.N., mixmag

フジロック湯沢・苗場開催20周年を記念し、“今年に限り”「アンフェアグランド」なるエリアが登場する。UKのメガフェスティバル、グラストンベリーから招致されたものだが、今年はこのフェスが休止するためフジロックでの開催が可能となった。

Unfairground at Glastonbury 2015

レッドマーキーをはじめ、フジロックは深夜帯もすこぶる充実しているが、そこへまた大変カロリーの高いエリアが登場した。国内外問わず、様々なダンスミュージックを鳴らすアーティストが揃っている。日本からはKen IshiiSapphire SlowsGoth-Tradらがラインナップされた。それぞれがそれぞれのやり方で急進的でありながら、オールドスクールな普遍性を持つ。これだけのメンツを揃えたアンフェアグランドのキュレーション能力には驚くばかりだ。特に海外勢。Spotifyでの再生数は1万弱ぐらいだが、確かに実力とセンスに溢れるアーティストばかりである。この記事ではその中から4組ほどピックアップしよう。

Rory Phillips

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2000年にウェールズのニューポートでバイナルDJとしてデビューし、その後Franz FerdinandやWhite Liesなどのリミックスを手掛け、シーンからの信頼を勝ち得たロリー・フィリップス。リミックスやDJの技術を武器に台頭してきた彼だが、2012年からはオリジナルトラックもリリースし始めている。そのひとつが、『Mixed Fortunes』と銘打たれたシリーズである。

Rory Phillips – 『Circuit (Mixed Fortunes 5)』

アシッドの気配をムンムンに感じるディスコチューンである。彼のDJもまた、アシッドとディスコの間を行ったり来たりするような内容だ。ドラッギーで、ドリーミーで、油断していると崖から突き落とされそうな、そんなミックス。

Havana Dub

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まさしく「正統派テックハウス」。けれどもHavana Dubのそれは“形骸化”とはほど遠く、10年後のフロアで鳴っても恐らく好意的に迎えられるだろう。デビューアルバム『Going Back』(2015年)は多くのクラバーを魅了し、果てはGroove Armadaの耳にまでたどり着いた。最新EP『Tweeter』は過小評価も甚だしく、更なるグローバルな活躍が期待されている。

Havana Dub – 『Tweeter』

ジョン・ディグウィードやニコール・マウデイバーが好きな皆さんならば、彼らのサウンド(もちろんDJも含む)は間違いないはずだ。

Aries

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アンフェアグランドは4つ打ちだけではない。Goth-Tradがそうであるように、今回の主役はハウスやテクノだけにとどまらない。そんな“非4つ打ち”の中でひときわ強い存在感を放つのが、ブリストルを拠点にするAriesである。レゲェとジャングルはUKと切っても切れぬ関係にあるが、その意味で彼の音楽は極めてUK的だ。

Aries – 『Herb Smoke』

そのキャリアは、1990年に地元のバーミンガムで海賊ラジオを立ち上げたところからスタートした。そこでひたすらレゲェとUKのアンダーグラウンドなダンスミュージックをかけまくっていたおかげで、今の彼がある。歪にシーンが形成されてゆく様もUK的だが、90年代は特に勢いがあった。さながら、『トレインスポッティング』のように。

Mandidextrous

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ジャングル × ハードテクノ × ダブ。闇鍋(良い意味で)のような音を鳴らすDJ / トラックメイカーのMandidextrous。UKのアンダーグラウンドが如何に豊穣なのかを物語るようなアーティストである。地元のブリストルには強烈なファンベースがあり、そこでの彼女の異名は“ジャングルテック・クイーン”。

MANDIDEXTROUS TEK KNOWLEDGE SEE (JUNGLETEKMAFIA REMIX)

その名の通り、前のめりなBPMと、下腹部を容赦なく刺激するベース音が強く印象に残る。苗場の厳しい天候にやられた体への、強烈なアドレナリンとなりそうだ。

なお、アンフェアグランドを盛り上げるのは、彼らミュージシャンだけではない。インスタレーション、グラフィティー、パフォーマー…。いずれも本場グラストンベリーから招聘される。今年で最初で最後なのがあまりにもったいない内容だ。

アンフェアグランド、今年のフジロックの最重要地帯。


■ FUJI ROCK FESTIVAL ’18|フジロックフェスティバル ’18
日時:2018年7月27日 – 2018年7月29日(前夜祭26日~)
場所:新潟県湯沢町苗場スキー場
<イベント詳細>
http://www.fujirockfestival.com/

 

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