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INTERVIEW:Dusky「独善的であることと、好みに忠実であることは別なんだ」

現行テックハウスの雄、Duskyの日本初インタビュー!

Mixmag Japan | 27 April 2019

Dusky, Dusky 来日, Dusky Contact, mixmag

先月3月に初来日を果たした、ロンドン出身のDJデュオ“Dusky”。現行のテックハウスを語るとき、かなり高い確率で彼らの名前が挙がるはずだ。4月末には「Coachella」に出演し、並み居るクラブアクトの中でもベスト級の活躍を見せた。自身のレーベル<17 Steps>は2014年に創立されたばかりだが、現在のクラブカルチャーにおいて注目度は右肩上がりである。今回は渋谷のContactでギグが行われたが、やはり彼らを待ちわびたファンは多かった。情熱と多幸感が溶け合った、素晴らしい夜。

本稿は、そんな初来日公演を終えた後、Duskyに実施したインタビュー記事である。


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「初めての日本はすごく楽しかったよ。Contactのサウンドシステムは最高だし、オーディエンスも熱狂的だった。まだ寒いのに脱いでるヤツもいたよね。次のギグがあったもんで、今回は日本に24時間も居られなかったんだけど、次はもっとこの国を見て回りたい」。

この日を迎える前から、既にDusky来日の報はネット上を賑わせており、パーティフリークたちの間で広く噂されていた。今振り返ると、日本におけるテックハウスの盛り上がりを象徴するような夜であった気がする。「Cold Heart」や「Square Miso」がかかるたびに、フロアからは歓声が上がった。

Dusky – 「Cold Heart」

「なぜテックハウスがここまで盛り上がりを見せているのか、正確な理由は分からない。でもダンスミュージックの世界は常にアップダウンを繰り返すものだから、今のモードとしてはみんな単純に“踊りたい”ってことなんじゃないかな。原点回帰というか、改めてそこへ立ち返っている印象は受けるよ」。

2011年に<Anjunadeep>から破格のフルアルバム『Stick by This』を引っさげてデビューした彼らは、むしろ今よりも当時のほうがシーンが刺激的であったと語る。

「『Stick By This』の頃はプロデューサーやDJが生き生きしていたよ。フロアには色んな音が溢れてた。オーディエンスも今よりオープンマインドだったんじゃないかな。今はほんの少しだけダンスミュージックが均質化している印象を受けるんだよね」。2011年と言えば、まだ日本ではULTRA JAPANも始まっておらず、EDMという言葉すら一般化していなかった頃だ。その当時から、彼らはメインステージを横目に粛々と硬派なハウスミュージックを貫いていた。「しかしダンスミュージックの世界は変化が激しいよね。僕の言うことも明日には違っているかもしれないし。このシーンの良いところは、結局みんな繋がっているところだと思うんだ。純粋なカウンターカルチャーというかさ。すべては地続きなんだよ」。

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彼らのバックグラウンドについても少し探りたい。ハウスに移行する前、彼らはドラムンベースのプロデューサーであった。「僕らにはドラムンベースのヒーローが山ほどいる。その中でもCalibreとMarcus Intalexは特別だよ。Marcusは“Trevino”という名前でも活動していたんだけれど、その名義では僕らのレーベル(17 Steps)からもリリースしてくれたんだ。本当に光栄な話だよね。彼は2017年に亡くなってしまったけれど、ドラムンベースだけでなくエレトロニック・ミュージック界全体の損失だよ。もちろん、今でも僕らのインスピレーションさ」。

Trevino – 「Ojak」

Duskyの曲に時折現れる複雑なシンコペーションは、ドラムンベースからのアイデアなのかもしれない。その後にメロディアスなウワモノを習得し、様々なレーベルでリリースするようなビッグネームへと変貌してゆくわけだ。今ではレーベルをする主宰する側だし、彼らを慕う新人アーティストも多い。「レーベルを立ち上げて良かったよ。大変なことは山ほどあるけどね(笑)」。

競合だらけのヨーロッパでレーベル運営する意義についても語ってくれた。「他のアーティストにリリースのスケジュールを合わせる必要もないし、クリエイティブなことに関しても自分たちに決定権がある。それに自分たちが好きなアーティストをフックアップできるのも素晴らしいよね。ゆくゆくはレーベルでツアーに出ようとも思ってるんだよ」。

Kiwi – 「Andromeda」

「ただ、レーベルの運営をビジネスにするのはなかなか難しいんだ。だから余計なことは考えずに、自分が本当に情熱を注げるプロジェクトだけをやるべきだと思う。レーベルを立ち上げようと考えている日本の若いアーティストに僕らからアドバイスを送るとすれば、“君自身と君の好みに忠実であり続けること”、そして“ちゃんとシーンと対話すること”かな。独善的であることと、好みに忠実であることは似てるようで別だよ」。

インタビューの最後に音楽以外で今後楽しみにしていることを聞いたのだが、なかなか切実な答えが返ってきた。「もっと健康に気を付けて、適度に運動しようと思うんだよね。世界中を飛び回りながら生活していると、なかなか健康を維持するのが難しくて…。相応の訓練を積まないと対応できないんだ」。そうして彼らは、24時間以内に日本に到着・出発という強行スケジュールでポーランドへと発った。

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Interview_Yuki Kawasaki
Photo_Yuji Kaneko

■ EDGE HOUSE feat. Hannah Wants
4月27日 (土) @ 渋谷 SOUND MUSEUM VISION
OPEN 22:00
DOOR ¥3,000
ADV ¥2,500
<イベント詳細>
http://www.vision-tokyo.com/event/edge-house-presents-hannah-wants

■ EDGE HOUSE feat. Mercer
4月30日(火)
OPEN 22:00
DOOR ¥3,000
ADV ¥2,500
<イベント詳細>
http://www.vision-tokyo.com/event/edge-housepresents-countdown-party-good-bye-heiseihello-reiwa

■ EDGE HOUSE feat. PIERO PIRUPA
5月25日(土)
@ SOUND MUSEUM VISION
OPEN 22:00
DOOR ¥3,000
ADV ¥2,500
<イベント詳細>
http://www.vision-tokyo.com/event/edge-house-feat-piero-pirupa

 

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