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INTERVIEW: Locked Groove「クラブで踊る行為と、PCの前で音楽を聴く行為は本質的に違う」

<Hotflush>から台頭した才人の足跡をたどる。

Mixmag Japan | 13 September 2019

ベルギー出身にして現在はベルリンを拠点に活動するプロデューサー / DJ、Locked Groove。Scubaが主宰を務める<Hotflush Recordings>を筆頭に、DJ Tennisの<Life And Death>やTail Of Usの<Afterlife>といった超人気レーベルからラブコールを受ける才人だ。艶やかなハウスチューンからインダストリアルなテクノトラックまで、彼がプロデュースする音楽は実に幅広い。DJにもそれは反映されており、様々なジャンルのサウンドが彼のフィルターを通して紡がれてゆく。9月27日(金)には表参道のVENTに登場するが、当日もめくるめく音のトリップに我々を連れて行ってくれるだろう。ちなみに今回が初来日である。

本稿のインタビューでは、8月30日にリリースされた最新EP『Eb and Flow』を中心に彼のキャリアを改めて語ってもらった。

Locked Groove Boiler Room x Cubanisto Antwerp


― どのようにダンスミュージックへたどり着いたのでしょう? ファーストリリースは<Hotflush>からだそうですが、その経緯についても教えて下さい。

Locked Groove(以下、L) 父親もDJだったんだよ。家では常に音楽が鳴ってた。僕は小さい頃にピアノを始めて、16歳のときにクラブデビューした。大学に入ってからはレコード屋で働くようになったよ。改めて振り返ると、すべてが有機的に繋がっているように思う。<Hotflush>からデビューしたのが2012年かな。当時のヨーロッパでは誰もが「AIM」(米AOL社製のインスタントメッセンジャー)を使ってやり取りをしていたんだ。つまり僕とScubaが初めて会ったのはオンライン上ってことになるね。<Hotflush>との関係はそれ以来ずっと続いているよ。

― あなたのスタイルは多様性に優れています。ジャンルを特定するのが難しいですが、何かひとつに専念しようと思ったことはないですか?

L ないなぁ。スタジオに行くと頭の中に色んなアイデアが浮かぶんだよ。かと言って、スタジオで作ったもの全てをリリースしているわけでもなく、その時点でフィーリングが合うものを選んでるんだ。僕がプロデュースする曲が特定のジャンルには固執していないように見えるのは、その影響だと思う。実際、色んな音楽が好きだしね。

― 先日リリースされた『Eb and Flow』も、そのようなプロセスを経て制作されたのでしょうか? 本作も例に漏れず、テクノと銘打たれながらトランスも参照しているように思われます。

L そうだね。表題曲の「Eb and Flow」はかなり早くまとまったよ。最初はドラムロールを入れるアイデアはなかったんだけど、最後に思いつきで突っ込んでみたら“こっちのが良いじゃん”となった。君の言う通り、トランスも重要な参照源のひとつだったね。「Green Pastures」にはそれが顕著に表れてると思う。両方に言えることだけど、トランスをリファレンスにするにしても安っぽい感じにはしたくなかったんだ。自分の感覚としては、テクノの見地でどこまでトランスに接近できるかを試したつもりだよ。

Locked Groove – 「Eb and Flow」

Locked Groove – 「Green Pastures」

― 今月中にフルアルバムがリリースされるとも聞いています。『Eb and Flow』の世界観は継承されるのでしょうか?

L アルバムとEPでは制作過程が全く異なるんだ。EPは2、3曲がそれぞれ補完しあうように作るんだけど、アルバムではもっと色々なことを考えなければいけない。クラブライクな曲で固めた内容にするのか、それとももっとリスニングに寄った内容にするのか。クラブで踊る行為と、PCの前で音楽を聴く行為は本質的に違うからね。つまり、アルバムはコンセプトで考えないといけないんだよ。個別にリリースできるEPとは違ってね。それで言うと、クラブライクなトラックしか入ってないようなアルバムを作るのは非常に難しいんだ。次に出るアルバムには『Eb and Flow』のようなトラックも収録されてるけど、そればかりではないだろうね。それと実はまた別のEPも出るんだよ。

― おお!盛りだくさんですね。あなたは今回のVENTでのDJが日本初公演となるわけですが、「Time Travel」なんかは結構この国でもプレイされてるんですよ。周りの関係者から日本について何か聞いてますか?

L ありがとう!そうなんだね。今まで日本に行ったことが本当にないから噂程度になっちゃうんだけど、細部へのこだわりが尋常じゃないと聞いてるよ。特にサウンドシステムについては世界有数だってみんな言うよね。東京デビューは心からわくわくしているよ。実は大阪でも回す予定があって、関西も楽しみなんだ。京都にも寄ってみようかと思ってる。

Locked Groove, Hotflush Recordings, VENT, mixmag


Photo_Frankie Casillo
Interview_Kimya Khayat

Edit_Yuki Kawasaki

■ Locked Groove (LGR / Hotflush)
@表参道 VENT
DATE 9/27 (FRI)
OPEN 23:00
DOOR ¥3,500
FB discount ¥3,000
ADV ¥2,500  Resident Advisor
<イベント詳細>
http://vent-tokyo.net/schedule/locked-groove/

 

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