svgs_arrow-01-l svgs_close svgs_heart svgs_menu svgs_play svgs_stop svgs_arrow-02-b svgs_facebook svgs_instagram svgs_line svgs_search svgs_soundcloud svgs_twitter favorite player svgs_arrow-03-r svgs_setting svgs_slide-menu-bottom svgs_arrow-01-b more gift location recommended star clear

FEATURES

INTERVIEW:SOI48「大物DJたちの本当のバケーションはタイなんですよ」(後編)

モーラムに恋した2人組DJ……テクノヘッズが目覚めたタイ音楽の面白さと、DJで伝えるアジア音の新解釈。

Mixmag Japan | 16 October 2018

Soi48, Soi48 本, Soi48 ディスク・ガイド, Soi48 タイ, mixmag

SOI48のインタビュー後編。前編では彼らが如何にしてタイ音楽に出会ったのか、そしてどのようにその愛情を育んでいったのかが語られた。後編では、ふたりのDJに関する更にディープなところまで掘り下げる。


― 去年、20年ぶりにタイへ行ってみたら、ルークトゥンという言葉をよく聞いたんですよ。バンコクとチェンマイだったんですけど、モーラムとルークトゥンというのが同じくらいあって。結果、なんなのか分からずに帰ってきてしまったんですが。

宇都木景一(以下、宇都木):モーラムとルークトゥンが混じっている曲もめちゃくちゃあるんですよ。

高木紳介(以下、高木):80年代くらいから、そういうのがクロスするようになってきていて。ルークトゥンのモーラムっぽい要素を含んだ曲とか、モーラムでもルークトゥンを含んだ曲とかあるんです。もうグシャグシャですね。

宇都木:みんなそれが分からないから、ルークトゥンとモーラムの違いって分かりにくいんですよ。タイが結構好きで、タイ語が分かる人でも理解できない人は山ほどいるので。

― 2018年時点はそういう感じなんですね。

宇都木:そういうのを分かりやすくするために、本を出したんです。僕らがかけている70年代のレコードは、聴けば判断できるくらい分かりやすかったんですよ。80年代以降はクロスオーバーしちゃってる。

高木:モーラムの歌手がラムを下手になっちゃったというのもあるんですけどね。

宇都木:ラムというのは、「ア~」みたいなのをやるんです。修業するのに10年くらいかかるんだけど、みんな修業に耐えられないんですよ。

高木:修業にも耐えられないし、レコード産業にも乗れないじゃないですか。プロデューサーとかも待ってはいられないので。だからラムも最低限修得すればいい曲をどんどん作っていくんです。時代と共にどんどんラム度が薄くなっていって。その部分をルークトゥンで補っていくみたいな。

Soi48, Soi48 本, Soi48 ディスク・ガイド, Soi48 タイ, mixmag

左:宇都木景一 右:高木紳介

― タクシーで聴いたときにハマったと言ってましたけど、宇都木さんもそうですか?

宇都木:俺もそうですね。でも一番でかいのは、テクノじゃないですか? 実はレアグルーヴとかディスコ的なものを僕は一切通っていないんですよ。レコードを聴くときにブレイクがやばいとか、このドラムブレイクがやばいみたいな聴き方を僕らはあまりしないんです。普通のレアグルーヴのディガーと言われる人たちって、ネタ探しのきっかけじゃないですか。同じディガーでも、俺らはそういうのではなくて。ループの感覚で掘っているんですよ。

― それってテクノですよね。ループの感覚って。

宇都木:で、古いレコードをいっぱい掘っているディガーって、9割以上がブラックミュージック、ヒップホップの文脈なんですよ。俺らはそうじゃないところをむしろ売りにしているというか。

― また一般世間とは真逆にいっちゃった(笑)

高木:そうなんですよね(笑)。

宇都木:モーラムって基本ループミュージックで、声だけのすごく低音もあまり入っていない曲があるんです。スカスカしたような。そういうのも、普通のDJだったら低音が入っていないから使えないとなるけど、俺と高木はこれだけ低音が入っていないから、Villalobosのスカスカした感じに似ているみたいな。

Ricardo Villalobos – DJ @ TAICOCLUB’13

― そっちのほうで解釈できると。

宇都木:そうなったら、低音とかなくても使えるし、むしろこういうのって素朴なモーラムだから、こういうのをかけたほうがいいんじゃない?となる。

― 新種な感じが。

高木:そういう意識でモーラムが好きになっていったから。レコード堀りとかもそんなに執着しない、というか。本当のディガーの人だったらキラーじゃないといらない、欲しい物だけ買うみたいな感じだけど、僕らはちょっと違ったので。有名じゃないけど、自分たちが好きだから深堀りしていこうと。

― オリジナルですね。

高木:レコードがお店になくてもイライラしなかったものね。まあいいかって。

宇都木:そこはあるね。

高木:結構、余裕があったね。レコード屋探しでここに来なかったら、この場所を訪れることもなかっただろうから、まあいいかって。旅も面白くなってきたというか。

Soi48, Soi48 本, Soi48 ディスク・ガイド, Soi48 タイ, mixmag

― NHK『海外出張オトモシマス!』を観ましたが、タイの田舎へ行って、レコードやカセットを探すということが、すごく衝撃的に映った人もいたと思います。

宇都木:NHKでカットされたシーンもあるんだけど、アメリカ人やフランス人とかの本当にヤバいディガーって、田舎の街に行くと、ラジオ局に行って「何月何日になんとか広場で、レコードとか全部買い取るから全員レコード持って集まって」とかアナウンスしたり、街中にペタペタ広告を貼るんですよ。そうやってレコードを買っているんです。うちらは、「レコードないですか?」って人づてで聞いていくので、まだまだかわいい(笑)。本当にビジネスとかで考えている人は、その単位で買っていますね。

高木:まあ、ビジネスマンだよね。完全に。生活かかっていると思うし。僕らは別に生活かかっていないので、趣味だから。レコードはもちろん手に入るのは楽しいけど、人の家を覗けるというのも楽しい。イサーンの人の家の種類を見る、みたいな。「こんなパターンの家あるんだ」、「こんな台所あるんだ」とか。

宇都木:多分そういう余裕があるから、仲良くなって、レコードも集まるんですよ。台所の下とかからレコードを見つけたこともあったし。

― 今もほとんどイサーンを周っている感じですか?

高木:そうですね。でもイサーンって何もないですよ(笑)。どういうところかと聞かれても、何にもないところですとしか言いようがなくて。観光地じゃないんです。観光で行くには割りが合わないとね。見どころもないし、畑と水牛しかない。

― 映画『バンコクナイツ』の世界ですよね。

『バンコクナイツ』予告編

宇都木:あれを観ていいなと思って、別に観光いらない、ボーッとしてご飯を食べて、風景を見ればいいくらいの感覚で行ったら凄く良かったんです。チェンマイとかと比べるとオシャレな雑貨屋とかカフェとか、全然ないから(笑)

高木:あと料理が好きな人にはたまらないよね。イサーン料理。

― モーラムを使ってDJを始めたのはいつからですか?

高木:2007年くらいから、僕らのまわりでタイの音楽が流行ったんですけど、今のSOIのメンバーがタイの音楽を買い出して「これ、デカい音で聴きたいよね」みたいなことから始まって。

宇都木:それでイベントを始めたんです。10年くらい前じゃないかな。最初は「SOI」という名前じゃなかったんだけど、俺らがうるさすぎて……(笑)。

高木:それまでは、マフトが来たときにイベントを組んであげたり、そういうことをしていたんですね。

宇都木:タイのビンテージな音楽をかけるパーティーって日本にないじゃないですか? だからマフト君が日本へ来た時って、トランスのイベントとかに入れられたりしていたんですよ。トランスのパーティーでまわりしたり、四つ打ちのパーティーに出ていたり。そういうのに、マフト君は疲れていて。当たり前ですけど、トランスを聴きに来ている人がタイ音楽を聴いてウワーとならないじゃないですか。だったら、俺らがやってあげればいいのかなと。マフト君も「お前ら、いいレコードもっているんだから始めちゃえばいいじゃん」って。それでやり始めたんです。マフト君はレアグルーヴ、ブラックミュージック系の感覚でタイレコを掘っていたんですけど、同じようなものを掘っていても俺と高木だったら、違った感じでタイ音楽をやれると、そのときに思っていて。俺らはテクノだから、マフトと選曲かぶらないだろうなと。それからイベントを始めたんです。

Soi48, Soi48 本, Soi48 ディスク・ガイド, Soi48 タイ, mixmag

― モーラムってベース音がすごく出るから、特殊じゃないですか。チェンマイでショータームを観る大きなレストランで、深夜はDJが入って地元の若者たちが遊びまくる、みたいな場所へ行ったんですけど、そのときに早い時間にモーラムのショータイムがあって。低音がすごい出ていたんですよね。タイは電圧が違うからか、低音がブリブリ出る。

高木:電圧の違いですね。そこらへんの街で出しているスピーカーの音も全然いいですね。モーラムのフェスとか行ったらすごいですよ。イサーン人しか来ないような、山を切り開いたようなところで、アンカナさんとかオールドスクールな人たちがやっているイベントとかあるんですよ。

宇都木:サウンドシステムを借りてきて。

高木:フジロックのホワイトステージぐらいの規模のステージがあるよね。夜8時から始めて、朝の5時までやるみたいな。

宇都木:でもそれって本当に観光客を呼ぶためにやっているのではなくて、タイ人の村人のためのパーティーで。

高木:時期によっては毎週やっているんじゃないですかね。若い子とかは娯楽がないから、そこでウワーと踊り狂っている。

— 行ってみたいですね。自分は低音&ビート好きなので、だからSOI48のDJにハマるんだろうなと。

宇都木:クラブミュージックを聴いている人だったら、モーラムのほうがハマりやすいと思う。

高木:分かりやすいよね。ちゃんと低音があって、上では高音の声でループさせていて。ケーンが入っていたらシンセみたいな役割をしているから。全部備わっているよね。

宇都木:クラブミュージックでヤバイものが全部備わっている。だからモーラムはどこ行ってまわしてもウケますよ。

高木:僕らは海外でやることがたまにあるんですよ。これまで、パリ、ベトナム、タイ、韓国とかいろいろなところでやらせてもらって。タイだとモーラム、ルクトゥーンもあって、タルーンとかをかけますね。

宇都木:タルーンは、ちょっと宗教色が強いタイの南の音楽なんです。南部にも、いろいろな音楽があるんですよ。

高木:だからいろいろな球を投げられるんです。モーラムが響かないなと思ったら、ルークトゥンで攻めるとよかったり。

宇都木:モーラムは基本低音が出ないとダメなんですけど、よく低音が出ない場所でやらされるんですよ。家庭的なところとかだと。そういうところだとモーラムをかけるのを辞めてルクトゥーンをかけようとか。そこはハコと客を選びながらやっている。でも最近お客さんはモーラムを聴きたがりますね。

Soi48, Soi48 本, Soi48 ディスク・ガイド, Soi48 タイ, mixmag

― ときにテクノっぽかったり、ときに中近東っぽかったり。何が出てくるのか分からない面白さがSOI48のプレイにはあります。

高木:僕らもそれを心がけているというか。モーラム、ルクトゥーンだけだとお客さんも飽きちゃうし、やっている僕らも飽きちゃうから、そこは意識して変えていますね。今日は中近東しかかけないとか、今日はミャンマーしかかけないとか。僕らはいつもお互い、何をかけるかまったく分からないので。

― たいてい一曲ずつ交代で回していますよね。

高木:そう、一曲ずつで。まったく知らない曲がいっぱいかかるから、緊張感をもってやらないと。

― 最近、2人組のDJが面白いなと思っていて。2人とも似ているけど性質が違って、合わさるとまた違う表現が出てくるというか。

宇都木:ちなみに2manydjsは、めちゃくちゃモーラム集めていますよ(笑)。すげえ買っているみたいです。

― 2人それぞれDJとして、どういう特徴があると思いますか?

宇都木:高木さんも俺もそうだけど、世の中の価値みたいなのを気にしないところはありますね。この間、フランスに一緒に行ったんですけど、高木さんは世の中的にはゴミと言われているレコードをすごく買ったんですよ。俺は高木さんよりアラブ系の音楽、中近東系の音楽に詳しいから、レーベルとか見ただけで視聴しなくても大体分かると思ってた。でも高木さんは真面目に視聴して買っていたんです。そうしたら実はそれがすごくいいもので。値段は安いけど、俺らDJの中だったらヤバイ音。それってDJだったら一番大事なことで。俺はそのときに価値観に縛られていたなと思ったんですよ。あんまりキラーなのがないレーベルだからとほったらかしていたのを、高木さんはすくいあげて。その曲はうちら以外の他のDJはかけない。相方がいつも安パイのものをかけていたらつまらないと思うんですけど、それが続いているから高木さんは安パイじゃない(笑)。

高木:それはお互いですよ(笑)。毎回、「なんだこれ!?」みたいなのを聴かされて、それに対応するものを探さなければいけないですから。

― 掘っているのはレコード?カセットも?

高木:全部です。レコード、CD、VCD、USB、カセットなんでも。メディアは気にしないです。

宇都木:昨年くらいから、取っ払おうと決めて。メディアを気にせず、USBでもCDJでもなんでもいいからかけていこうとなったら幅が出てきた。根本的にレアグルーヴとかヴィンテージなものをかけるDJにはなりたくないですよ。俺らよりももっとすごい人、突き詰めているコレクターもいるから、そこと戦っても仕方ないし。Richie Howtinとかヴァイナルかけないじゃないですか。

高木:そんなにレコードにこだわりがないんだよね。たまたま自分たちの好きな曲がレコードにしかなかったものが多かったから掘っていたけど。テープにしかない音源とかもいっぱいあるので。

Soi48, Soi48 本, Soi48 ディスク・ガイド, Soi48 タイ, mixmag

― ところで、なぜSOI48は”48”なんですか?

高木:48という通りが好きなんですよ。ラップラオ48。

宇都木:ラップラオという通りがあるんですけど、うちらがよく行っていたイサーン料理や遊んでいた場所があったので。そこからとったんですけど、AKBのほうに思われて(笑)。

― 去年の12月にパリでDJをやっていましたが、この経緯は?

高木:空族の映画『バンコクナイツ』をパリで公開するにあたり、そのプロモーションでパリのギネ美術館という、ルーブル美術館のアジア部門を管理しているところが呼んでくれたんです。タイのミュージシャンと僕らと、田我流とフィリピンのアーティストが。

― 日本と海外での反応の違いをどういうところに感じていますか?

宇都木:パリはどっちかというとインテリジェンスがある人、そういうお客さんが多かったから、みんなすんなり理解してくれたんですけど。韓国やベトナムでDJをすると、「なんでこの人たち日本人なのに、タイの音楽をかけているだろうって」ってわかりにくいみたいですね。すごくアウェーなんですよ、よく分からないから。

― それはストレートな意見なのかもしれないですね。

宇都木:そう。ウケるのは相当大変だから、DJ中にちょっと試行錯誤しながら盛り上げるようにしていくんですけど、そういうときのほうが楽しいというか、覚えているんです。これがすべったから、こっちに切り替えたとか。

高木:修正が楽しいとうか。フランスでやったときに、フランスってラオスを植民地にしていたじゃないですか? ラオス系の人たちが観に来ていたんですよ。どういう経緯か分からないけど、おばあちゃんが踊り狂っていて。その人に向けてしかやっていませんでしたね(笑)。おばあちゃんが最後泣いていたんですよ。パリでモーラムを爆音で聴けるなんて思っていなかったみたいで。

宇都木:しかもルーブルの場所で。

高木:あんな権威がある場所で、ラオスの音楽を爆音で聴く、というのが心地よかったんだと思うんです。おばあちゃんはすごく嬉しかったんだと思う。

宇都木:あれは久々にいいことしたよね、うちら。

高木:うん。

宇都木:でもテクノとかハウスとかヒップホップと違って、僕らはまだまだクラブミュージックとしては超マイナーな音をやっているから。それはすごく楽しいし。お客さんの反応がすごく面白いんですよ。韓国とかでもウケるのかな、と思ったけど意外と大丈夫だったし。

高木:その後、結構韓国からお客さん来たよね。

宇都木:そうそう。その後、韓国は近いからうちのイベントに来てくれて。ああいうのはすごく嬉しいですよね。

― SOI48は踊りたくなるんですよね。中毒性があるというか。

宇都木:うちらが出したレコードを、Weatherallがラジオでかけてくれてたっていうのが、すごくいい話ですね。

高木:「Sublime Frequencies」というレーベルがあるんですけど、僕らはリイシューしている人たちの中でも、ちょっと端っこの変わった人たちと仲が良いんですよ。

宇都木:「FINDERS KEEPERS」や「SOUNDWAY RECORDS」とかは、どっちかというとレアグルーヴやジャズ系。「Sublime Frequencies」や「FORTUNA RECORDS」ってそういう感じじゃないんですよ。「FORTUNA」の人たちはテクノキッズで、イスラエルのテックハウスのシーンの人たちが、イスラエルの昔の音楽を使ってDJをしているといったクルーなんですけど、そういう人と仲良くなって。彼らが薦めてくれるレコードも好きだし、アジアで俺らみたいなDJの仲間が増えたら嬉しいなと思っていて。

― なんとなく世界各国にシンパシーを感じる音楽好きな人たちがいるのではないでしょうか。

宇都木:でもまだやっぱり少数派ですね。ヒップホップ、レアグルーヴ派が96~97%くらいで。

高木:テクノ出身者はやっぱり少ない。でも少しずつ増えているのではないかな。

― これからの予定は?興味がある場所、行ってみたい場所は?

宇都木:タイは行かなければいけないかなと(笑)。

高木:行かなくてはいけないし、行っちゃうんだよね(笑)。あそこは便利だし、東南アジアに行くならタイに行くしかないものね。

宇都木:僕たち昨年本を出したんですけど、その後もヤバいレコードが山ほど出てきて。あれに載せられなかったものも多いんです。

高木:本当はタイなんか行きたくないんですよ。せっかくの休みだし、他のところに行きたいんですけど、なかなか辞めせてくれない。“あの人たち”が70年代、80年代頑張り過ぎた結果、まだまだいっぱいある。自主盤とかもいっぱいあるんですよ、1枚しか出していないとか。

Soi48, Soi48 本, Soi48 ディスク・ガイド, Soi48 タイ, mixmag

― やはり70~80年代が面白いですか?

宇都木:どの時代が1番面白かったかは決められないけど、ただタイはレコードが豊富なので。ラオスとかミャンマーはプレスできなかったけど、タイはレコードがあるじゃないですか? なんでこんなレコード出ているの? というのがどんどん出てきちゃうんですよ。

高木:あとは70~80年代の人たちのほうが、大胆で頭がおかしい人たちが多かったんじゃないですかね。あまり保守的じゃないというか。なんだ、これ!? みたいな曲が多い。プロレスラーだったらアントニオ猪木みたいな感じで。ああいう人って滅多に出てこないじゃないですか。

宇都木:今はマーケティングとかされちゃっているから、おびえながら音楽を作っているけど、あの当時ってそういうのないというか。

高木:当時は金持ちの道楽で音楽を出しているのが結構あって。そういう一発がヤバかったりする。

宇都木:それがまた危険だし、そういうレコードがメインストリームではなかなか評価されないんです。だからうちらが評価しなくては、と思うんですよね。

TRIP TO ISAN 旅するタイ・イサーン音楽ディスクガイド


text_Kana Yoshioka
edit_Yuki Kawasaki

■ 「TRIP TO ISAN」(Book) – Keiichi Utsugi & Shinsuke Takagi
https://diskunion.net/rock/ct/detail/DUBK167
<アーティスト公式サイト>
http://soi48.blogspot.com/

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でMixmag Japanをフォローしよう!