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Peter Van Hoesen 【インタビュー】 「初来日の時はこれほど特別な関係になれると思っていなかった」

ただいま絶賛アジア来訪中。

Mixmag Japan | 4 January 2020

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ただいま絶賛アジア来訪中のPeter Van Hoesen。昨晩は名古屋のMagoで開催されるパーティ「Otono」で、Hybrid Live/Dj Setを披露した。また、本日の上海公演をまたぎ、来週には再び日本に戻ってくるという。1月10日(金)にCircus Osakaで、翌11日(土)には東京のUnitでギグを行う予定だ。野外レイヴパーティ「Labyrinth」のレジデントとしても知られている彼は、今年も精力的に活動した。昨年の初めに新レーベル「Center 91」をローンチさせ、全52曲の未発表曲を三部構成でまとめた『Uncovered 2008-2018 Vol.1-3』もリリースした。

そんなPeter Van Hoesen。バイタリティ溢れる2019年を振り返ると共に、長きにわたって続く日本との関係について語ってくれた。


― まずは先日リリースされた『Uncovered 2008-2018 Vol.1-3』のお話を。全52曲とありますが、実際はもっと数が多かったのではないかと推察します。何しろ10年ですし。どのように3枚に絞り込んだのでしょうか?

Peter Van Hoesen(以下、Peter): うん、長いプロセスだったよ。最初絞った段階で100曲ぐらいあった。ハードドライブからは昔作った曲が無限に出てくるからね。時間が経つと、「お、この曲は良い感じじゃないか」と印象が変わることがあるんだ。それの連続だったよ。1年前の曲ですらそんな調子なんだから、10年前に作った曲なんて記憶の彼方さ。セレクトにはずいぶん時間もかかったけど、10年間の自分を振り返るのは楽しかったな。少なくとも、10年前の自分より今の僕は優れたプロデューサーだと思うね(笑)。

― その時々であなたの作家性に変化はありましたか?

Peter: あると思う。その時の僕の感情や状態が大きく作用しているよ。特に生活の変化の影響は大きいな。ブリュッセルからベルリンに引っ越したのがつい最近なんだけど、今回リリースした曲のほとんどがブリュッセル時代に作られたもので。「僕はブリュッセルのスタジオでこれを作ったのかー」って想像するのは面白かった。

― アルバム通してコンセプトがあるというより、楽曲単位にそれぞれキャラクターが立っているのはその影響でしょうか。

Peter: このアルバムに限らず、僕にとって作品全体のコンセプトはそれほど重要じゃないんだ。もちろん、それぞれのトラックに物語はあるし、自分の家族みたいに思ってるよ。それでも僕が最も重要視しているのは“プロセス”なんだ。曲を作っているとグルーヴを感じる瞬間があって、1度それを見つけると何度も再現しようと試みる傾向があるんだよ。それを繰り返してゆくうちに、すごい数の曲が出来上がってゆく。不思議と音のテクスチャーは被らないんだよね。

― テクノにとどまらないアプローチも見受けられますが、ご自身ではどう考えてらっしゃいますか?

Peter: 結果的にそうなってるかも。あまりテクノがどうとか考えてないよ。それに、周りの情報は意図的に入れないようにしてるところがあるね。時間は限られているし、周りのことを考えるぐらいならば僕は自分の作品に時間をかけたい。とはいえ、この情報社会だ。“周りから全く影響を受けるな”っていうのは不可能だろうけどね。

― ベルリンのマルティン・グロピウス・バウ美術館で開催されたアートエキシビション「ISM Hexadome」が好例ですが、あなたはヴィジュアルアートとコラボレーションすることもあります。その際、平時のプロデュースと何か異なる点はありますか?

Peter: ISMはコンセプチュアルなプロジェクトだったよ。最初にまずタイトなフレームワークがあったんだ。52チャンネルのサラウンドシステムと、6つのスクリーン。この時点で相当コンセプチュアルだよね。それに合わせてサウンドをプロデュースしてゆく必要があった。このプロジェクトではアムステルダムのビジュアルアーティストHeleen Blankenと一緒に組んだわけだけど、彼女のアイデアをもとにサウンドを構築したんだ。端的に言って楽しかったよ。でも自分ひとりで音楽を作るプロセスとはまるで違っていたね。

― あなたは日本のダンスミュージックファンにもお馴染みの存在です。日本滞在中に印象に残っている出来事はありますか?

Peter: ありすぎるよ(笑)。日本に来るのはいつだって楽しいし、刺激に溢れてる。初めて来たときはまさかこれほど特別な関係になれるとは思ってなかった。その意味では、最初の来日が最もメモリアルだね。今年のLabyrinthについてだけど、言うまでもなく台風の影響で運営側も相当苦労したんだ。そんな中頑張ってくれた彼らには感謝しかないよ。だから、今年のセットは例年と少し違っていた。テクノであり、サイケデリック。来てくれたオーディエンスに良い影響を与えられればと思ったんだ。そのセットを通して、「僕はあなたたちのためにここにいる」ってことを伝えたかった。日本の山の中でプレイすることはもちろん特別な体験だけど、今やLabyrinthは家に帰って来た時の心境に近いよ。来週のイベントにも特別なセットを用意してある。

― 最後に、あなたの新年のプランを聞かせてください。

Peter: 3月ごろに新しいEPがCenter91から出るよ。他のアーティストとも共作でアルバムを作っていて、2020年の前半にリリースできればと思ってる。ちなみにそれらはまったくテクノではないよ。これからも楽しみは山ほどあるね。

Compilation 2019 #Peter Van Hoesen


Interview_Kimya Khayat
Edit_Yuki Kawasaki

■ Circus presents Peter VAN Hoesen
2020.1.10 (Fri.)
at Circus Osaka
<イベント詳細>
http://circus-osaka.com/event/circus-presents-peter-van-hoesen/
■ Mindgames Presents EXIT THE LABYRINTH
2020.1.11 (Sat.)
at Unit (Tokyo)
<イベント詳細>
https://www.unit-tokyo.com/schedule/3051/

 

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