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Rebūke 【インタビュー】 「ひとつのジャンルに固執するつもりはない」

次世代プロデューサー / DJの宝庫、アイルランドよりの使者

Mixmag Japan | 20 February 2020

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Photo by Fernando Sigma

台風が憎い。昨年10月に日本を強襲した台風がことさら憎い。何しろ奴はほとんどのイベントを中止に追いやり、エンタメ業界の隅々に大打撃を与えたのだ。朝霧JAMを筆頭に、音楽フェスティバルも大いに影響を受けた。Gilles Petersonの単独公演(@渋谷 Contact)も開催が見送られ、個人的にもションボリしてしまったのを覚えている。

中でも渋谷のVISIONで行われるはずだった「EDGE HOUSE feat. Rebūke」の中止はだいぶ堪えた。Rebūkeはフェスに出演する予定もなかったし、VISIONで見られなければ次回の来日まで待たなければならない。しかしその次回がいつになるやら、その時点では見当もつかなかった。何せ今の彼は、Annie MacやDanny Howard、Monkiらを始めとするシーンのエースたちが手放しで絶賛し、プロデュースした楽曲(「Along Came Polly」や「Jump Ship」など)は大胆にチャートを駆け巡る、そういう存在だ。昨夏はTomorrowlandにも出演し、場数も順調に重ねてゆく。10月に極東に呼べるなんて、奇跡にも程があるのだ。このような悲劇を通して、海外と日本の間で知名度はさらに開いていくのだろう。そう思っていた。

ところが、なんとリベンジマッチの舞台に用意されたのは、EDGE HOUSEの1周年アニバーサリーパーティであった。粋だ。粋である。イベント中止から約4か月後、Rebūkeはついに明日VISIONにやって来る。Mixmag Japanでは、直前インタビューとして彼に話を聞いた。明日の予習がてら、ぜひお付き合いいただきたい。


‐ 4か月越しの初来日ギグ、大変楽しみにしておりました! 今の時点で何か期待していることはありますか?

Rebūke: 日本のことは友達から聞いてるよ。Mason MaynardWill ClarkeがSNSでメッセージをくれて、色々教えてくれた。彼らは僕より先にEDGE HOUSEに出てるからね。僕自身、異なる文化を吸収できるのを楽しみにしてる。ガールフレンドも連れてゆくし、時間があれば観光もするつもりさ。パイオニアの本社にも行きたいんだよね。あと、東京にはロボットレストランがあるんでしょ? ぜひ体験したいね。まぁでも、何より日本のクラバーに会えるのが楽しみだよ。良い夜にしたい。

‐ EDGE HOUSEではありませんが、あなたと同郷のKettamaやKrystal Klearも来日しました。近年、アイルランドから次々と素晴らしい才能が出てきますが、あなたの国では今何が起きているのでしょうか?

Rebūke: 僕とKettamaは似たようなバックグラウンドを持ってるんだ。ウェアハウスに友人を集めてパーティを始め、その規模がどんどん大きくなっていった。そういう文化が10年~15年ぐらい前からアイルランドにはあったから、自分でDJを始めるのに時間はかからなかったよ。そして自分で曲を作るようになると、その曲がSNSを介してバイラルヒットになった。僕らがやってきたことは、かなりDIY的な側面が強いと思うよ。…まぁ、そうして作られた曲がまさかビッグフェスティバルでかかるとは予想もしてなかったけど。ティーンエイジャーだった頃に好きだった曲を挙げるならば、Laurent Garnierの「Crispy Bacon」やLil Louisの「French Kiss」かなぁ。The Prodigyもよく聴いてたね。

The Prodigy – 「Voodoo People」

‐ 昨年のあなたは「Rattle」を筆頭にヒットチューンを飛ばしまくりましたが、”初めてのバイラルヒット”と考えるとどの曲が当たりますか?

Rebūke: 「Along Came Polly」だろうね。Jamie Jonesがフェスでその曲をプレイしてる動画がバズって、僕の全てが変わった。それが確か2018年の7月か8月だったと思うんだけど、実際にこの曲がリリースされたのは12月だったんだ。5か月ぐらいギャップがあって、その間ずっと僕に「早くあの曲を出せ!」って声が送られてくるんだよ(笑)。エキサイティングな状況だったね。で、その後に「Rattle」でも全く同じことが起きたんだ。Adam Beyerがリリース前にフェスでかけてくれて、それがSNSでバズった。それも2019年の夏ぐらいだったよ。つまり僕の分岐点には常に、スターウォーズで言うところのヨーダ的な存在がいるってこと。

Rebuke – 「Along Came Polly」

‐ あなたの場合、曲が抜群に素晴らしいってことが前提にあると思います。実際、「Rattle」は優れたトラックですよ。2019年のアンセムのひとつだと思います。しかも『Rattle』はEPとしても素晴らしい。他の2曲も出色のクオリティです。でもこのEPって、同じコンセプトで作られてませんか?

Rebūke: Adam BeyerがEPでリリースしたかったみたいなんだ。『Rattle』に収録されている曲の大部分はLogic Pro Xで作ったんだけど、Rattle(ガラガラ鳴る音)なサウンドはシンセサイザーから出してるんだよ。それぞれの音を微調整すると、完成する。「Metal」と「Operator」はほとんど同時に生まれたんだ。で、完成した3曲をAdamがTomorrowlandでプレイした。3曲すべて、ね。

‐ 「このEPはすごい1枚になる」と予感があったんでしょうね。今後はテクノをメインに活動するんですか? 私があなたを知ったのは、「When We Dip」のPodcastだったんです。2年ぐらい前ですが、その頃はテックハウスを主戦場としている印象がありました。

Rebūke: 当時はそうだね。「Along Came Polly」も〈Hot Creations〉からのリリースだったし。でも僕としてはひとつのジャンルに収まるのはあまり好きじゃないんだ。10年も曲を作ってると、一か所にとどまることが退屈に思えてくる。今後も同じジャンルに固執することはないだろうね。僕のルーツがそうさせるんだろうな。アイルランドって、結構みんなオープンマインドなんだよ。新しい音楽やサウンドに敏感で、人々の好みは日進月歩で変わってゆく。そしてさっきも言ったように、僕のストーリーはウェアハウスパーティから始まってるんだ。もちろんそこにはルールなんてなかったし、様々なジャンルに門戸が開かれていたよ。そういう育ち方をしたもんだから、常に自分のマインドは変化してる。今年は〈Drumcode〉周りで活動すると思う。まだ言えないんだけど、僕が長年憧れていたヒーローとコラボレーションすることも決まってて。色々とフェスにも出るから、今からとても楽しみだよ。

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Interview_Yuki Kawasaki

■ EDGE HOUSE 1st ANNIVERSARY
2020.02.21 (Fri.)
@ 渋谷 SOUND MUSEUM VISION
<イベント詳細>
https://vision-tokyo.com/event/edge-house-1st-anniversary?lang=

 

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