KELLI-LEIGH
2011年にAdeleのバック・ヴォーカルとしてツアー経験もあり、クレジットされていないものの、2014年には、Duke Dumontの「I Got U」とSecond Cityの「I Wanna Feel」、2つものUK No.1レコードに登場しているKelli-Leigh Henry-Davillaは、既にベテランの域に達している。そんな彼女も、今年はいよいよソロ・アーティストとしての地位を確立できる一年となりそうだ。最新のシングル「Can’t Dance」はメジャー・レーベルの注目も集めたが、彼女は自身のMusic Coreレーベルを選択した。
「Ohlala」は、1月にMusic Coreからリリース予定。
[写真:TOMASOSKI]BOBBY PLEASURE
「ヴァイブスの商人」を自称するBobby Pleasureの、Trouble MakerからリリースしたデビューEP『Bam Bam』は、ミニマルや、ハスキーなハウスの流れを多分にくんだトラックが満載だ。このスタイルは、Bobbyが頻繁にDJで共演するCraig Richardsも好むものだ。今年の前半には、自身の非営利レーベルNeedsに注力するため、2020Visionにおける活動を停止した。
『Needs 005』は好評発売中。DJ Normal 4、Hodge、Red Axesらのトラックが収録されている。
DEENA ABDELWAHED
Deena Abdelwahedは、ブロークンなテクノとレフトフィールドなクラブ・サウンドを、母国チュニジアのパーカッションやヴォーカルのセンスと融合させる。ベルリンを拠点に展開するクィアーな女性のコレクティブ、”Room 4 Resistance”におけるハイエナジーなセットは彼女のDJとしてのキャリアを軌道に乗せた。トゥールースに拠点を移し、ツアーで忙しくなってきた彼女は、実験的なデビューLPもリリースした。
デビュー・アルバム『Khonnar』は、Infinéから好評発売中。
[写真:Judas Companion]MAD MIRAN
Miran Belhanafiにとって、この14ヶ月は竜巻のようだった。工場のようにエレクトロニック・ミュージックの才能を輩出するアムステルダムから登場した最新の若きDJは、昨年9月に初めてベッドルームを卒業し、すぐに、IDM、ジャングル、UKハードコアを中心としたセットが激しく高評価され、現在人気急上昇中のDJだ。12月には、「2000年以前のレイヴ」を収録したミックステープをリリースする。
IDA
Finn Ida Kostulinのパーティ、”Acid Flash”は、スコットランドにおいてシカゴ・アシッド・ハウスのリバイバルを起こしている。彼女は3年前に同パーティをスタートし、これまでにNina KravizやJeff MillsなどのDJを招聘してきた。Slamの”Maximum Pressure”などレジデンシーも増えてきた彼女は、近々オリジナルの楽曲もリリース予定だ。
MISSIN
セルビアのニスから登場したプロデューサーのMISSIN(本名はDjordje Jeremic)は、現在、ドラムンベース界で注目を浴びている。ダークで、ローリングするベースライン、パリッとしたブレイクスを好む若干20歳は、Nosiaのラジオ番組などのサポートを受け、ヨークに拠点を置くTerra Firmaレーベルなどからリリースも持つ。今後、MethLabからのリリースや、同レーベルのツアー”Sentinel”への同行などが予定されている。
EP『Mistakes』は、Terra Firmaから発売中だ。
[写真:Shuriken Winter]
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