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NEWS

100曲で振り返るアシッドハウスの歴史(1/5)

3D=ダレン・エマーソン、ダニー・ハウエルズ、デイブ・シーマンがセレクト!

Mixmag Japan | 13 May 2018

アシーーーーーーーッド! ん〜、サマー・オブ・ラブ。快楽主義と○×△□●、そして気ままなレイヴがその後のあらゆるカルチャーの未来を予見した1988年のあの当時。ハウス、テクノ、そしてアシッド・ハウスが君臨してから30年、ここで一度、その歴史的な時代を定義したトラックの数々を振り返る。

これには、当時重要だった100曲を紹介するのが手っ取り早そうだが、そのタスクを遂行するのは、あの時代に、ブースの中や外で活躍していたエキスパートを呼ぶ必要がありそうだ。

(ドラムロール)それではここで、”3D”をご紹介!

ダニー・ハウエルズ、デイブ・シーマン、ダレン・エマーソンの3名は、イギリス・ダンスミュージック界のシンボル的存在だ。この3名は、”3D”として先日北米ツアーを完遂し、デイブのSelador RecordingsレーベルからファーストEPをリリース、そして、今後、南米を駆け巡るツアーに出発する予定だ。

この3名に、UKとヨーロッパにおいてダンス・シーンが爆発的に広がった、伝説的な1988年と1989年の”あの夏”にリリースされた代表的なトラックのピックアップを依頼した。

全5回のうち、まずは初回の20曲!

聴いて、学んで、惚れ込んで欲しい!

FRANKIE KNUCKLES 「YOUR LOVE」

デイブ・シーマン:サマー・オブ・ラブの究極のクラシックスといえばコレ。崇高なアルベジオとベースラインのコンビネーションにジェイミー・プリンシプルのソウルフルなヴォーカルが合間って、今日に至るまで世界中で鳥肌を量産中。筆者は、Mixmagの編集員だった頃、1988年にニューヨークでフランキーをインタビューする機会に恵まれたんだ。何もかも、フランキーから始まったと言っても過言じゃないよ。安らかに。

RHYTHM IS RHYTHM 「STRINGS OF LIFE」

ダニー・ハウエルズ:デリック・メイは、このリストに何度も登場するだろうね。これはもう、避けようがない。テクノとハウスの両シーンにとって「Strings of Life」がどれだけの影響を及ぼしたのかは、ちょっと説明が難しい。このレコードが存在しなかったら、ハウスやテクノといったシーンがどうなっていたのかも想像できないよね。デリック・メイは、パイオニアにして、真の天才だ。

ダレン・エマーソン:この曲は、クラシックスの中のクラシックスだよ。どのパーティであったも、これがプレイされたクラウドは狂喜乱舞だった。みんなが大好きだったのは、ピアノ・ミックス。今日聴いても新鮮さが損なわれていない、名曲だよ。

LIL LOUIS 「FRENCH KISS」

デイブ・シーマン:これを初めて聴いたのは、ハシエンダのダンスフロアだったよ。完全にブッ飛んだね。あんなに速くブースまで駆け寄ってタイトルを教えてもらおうとしたのは、生涯でこの曲だけだよ。あの頃はShazamがなかったからね(笑)。まるで宇宙からやってきたようなトラックだったよ。これまで最もコピーされたシンセ・リフの一つを含む曲だけに、この曲のDNAは今でもたくさんのハウス・トラックの中に生き続けている。時代を変えた一枚だよ。

A GUY CALLED GERALD 「VOODOO RAY」

ダニー・ハウエルズ:クラシックの定義そのものだね。多用されるすぎてる感がある言葉だけど、この曲にはピッタリだ。これはどこへ行ってもかかってたし、90年代に入ってからも頻繁にプレイされてたよ。この曲がもう30歳だとか、ちょっと信じられないよ。まだまだ新鮮だよ。

​SOUL II SOUL 「KEEP ON MOVIN」

ダニー・ハウエルズ:1989年には、Soul II Soulはちょっと外せなかった。どこに行っても『Club Classics』からの内容がプレイされていたよ。車から…パブで…クラブで…ショップで…フォード・エスコートの窓から爆音で漏れていた。「Keep On Movin’」について言うと、若干遅咲きだった記憶がある。色々なところで聴くようになるずっと前にラジオで聴いたのが最初だった。美しいを超えてるよね…砂漠のオアシスみたいな一曲だよ。

PHUTURE 「ACID TRAX」

ダレン・エマーソン:これも、一時代を作った張本人だよ。史上初めてのアシッド・トラックとも言われてる。ピエールとSpanky(RIP)が作ったんだ。キックとカウベルが11分間のアシッド・トリップの始まりを告げるんだ。ストロボとスモークの出番さ。アシーーーーーーッド!

​MARSHALL JEFFERSON 「MOVE YOUR BODY」 (HOUSE MUSIC NATIONAL ANTHEM)

ダニー・ハウエルズ:100%多幸感、溢れる快楽主義。時代に先駆け(1986)登場したこの一枚は、初期ピアノ・ハウスの大傑作だよ。今日でも充分な破壊力があるだろうね。影響力も計り知れないよ。ハウス!

​LAURENT X 「MACHINES」

ダレン・エマーソン:あらゆるアシッド・トラックの中で、フェイバリットに入る一枚だよ。容赦ないアシッド…がらがら蛇のようなハイハット…。マシーンによる征服さ。マーク・インペリアルのホームラン。このEPの他の曲も素晴らしいよ。

MR FINGERS 「CAN U FEEL IT」

ダニー・ハウエルズ:1986年のシカゴからモンスターをもう一つ。ラリー・ハードのこの作品は、ディープ・ハウスのベンチマーク的な一曲で、こちらも長年プレイされ続けた。この曲が書かれた頃の自分はといえば、ジミー・ネイルのテープを聴きながらマイタイを飲み過ぎてた時代で、思い出すとちょっと赤面する。

​ORBITAL 「CHIME」

デイブ・シーマン:ハートノル兄弟のこちらのデビュー作は、その後の活躍を予感させるファンファーレと共にシーンに登場した。ユニット名は、当時、大規模なレイヴが開催されていたロンドンの外周部分にアクセスの良い、M25道路の愛称から取っている。

JOE SMOOTH 「PROMISED LAND」

デイブ・シーマン:当時のポジティブな空気感を捉えたヴォーカル・アンセム。イベントの最後の一曲として度々フロアを湧かせた。

HAPPY MONDAYS 「HALLELUJAH」

ダニー・ハウエルズ:今でこそインディーとダンスの融合など目新しくもないかもしれないが、当時は画期的そのものであった。僕にとってハッピー・マンデーズはすごく重要なユニットで、この楽曲が収録されたEP『Rave On』は多くの人の心を奪った。

SUENO LATINO 「SUENO LATINO」

ダニー・ハウエルズ:こうやって久々に聴き返していると、中には極めて現代的に聴こえるものあり、驚かされる。その中でも群を抜いているのがこちらだろう。10分を超えるイタリアン・ディープ・ハウスの旅…浮遊し、遥か遠くまで漂流する。マニュエル・ゲッチングの「E2-E4」をベースに、小鳥の囀りやドリーミーなヴォーカル、ピアノなどを乗せている。

808 STATE 「PACIFIC STATE」

デイブ・シーマン:エキゾチック、サックス、鳥のさえずり…マンチェスターのユニットが放つ、真の異色作は、ダンスシーンに浮上したUK発祥の最先駆者の一つ。ハシエンダ・クラシックスといえばまずはコレ。

​RALPHI ROSARIO 「YOU USED TO HOLD ME」

ダレン・エマーソン:シカゴのHotmix 5レーベルから、究極のクラシックスの一枚。ケニー・ジェイソンが放つ、「Can You Dance」と同じベースラインと、ザビエラ・ゴールドによる圧巻のヴォーカル。パーティのテンションを一段階ブーストしたければ、これをプレイするだけで任務完了であった。

​FRANKIE KNUCKLES & SATOSHI TOMIIE 「TEARS」

デイブ・シーマン:フランキーが若きサトシ・トミイエと放った感情揺さぶる珠玉の名作。ヴォーカルはロバート・ロバート・オーウェンズ。混じり気のない美しさよ。

THE BELOVED 「THE SUN RISING」

デイブ・シーマン:オールナイト・パーティというコンセプトに馴染みがなかったイギリスのクラバーたちにとって、1989年の”あの夏”は天啓のようなものであった。突如として、何千ものレイヴァーたちが草原に集まり、太陽が登るまで踊り続けるというのが珍しいことではなくなった。このトラックは秋までにはUKのポップ・チャートにもクロスオーバーし、時代を象徴づけるものになった。

NIGHTWRITERS 「LET THE MUSIC USE YOU」

デイブ・シーマン:おそらく、生涯で最も好きなハウス・トラック。ニューヨークのThe World Clubでフランキー・ナックルズがラストにプレイしたのが記憶に残っている。最高の夜だったよ! 一生の宝物になる記憶だ。

KLF 「WHAT TIME IS LOVE」

デイブ・シーマン:ビル・ドラモンドとジミー・コーティーはアシッド・ハウス・ムーブメントの前線にた二人。こちらは、その二人が放ったレイヴ・カルチャーへの賛歌の一つに過ぎない。KLF、最盛期の一枚。

FPI PROJECT 「RICH IN PARADISE」

デイブ・シーマン:イタリア発、リッチー・ヘブンス「Going Back To My Roots」のピアノ・リフを拝借し、ロブ・ベース&DJ EZ Rockの「It Takes Two」から”Woo, Yeah”というヴォーカル・フックを乗せてピアノ・アンセムの一大クラシックスが誕生した。

第2弾の20曲はこちらから!

第3弾の20曲はこちらから!

第4弾の20曲はこちらから!
第5弾の20曲はこちらから!

 

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