R&B歌手のディアンジェロは、来年のヨーロッパツアーの最新日程を発表した。そこで、ネオ・ソウルの王子である彼のクラシックな曲を紹介したい。
グラミー受賞経験が4回ある彼は、3月8日にスイスのチューリッヒ、3月20日にノルウェーのオスロに到着し、ホイッスル・ストップツアーの日程を発表した。彼はパリ、ベルリン、ロンドンでパフォーマンスを行う。ロンドン公演の会場はハマースミス・アポロだ。(もしチケットを持ってるなら、嫉妬してしまう。)
ディアンジェロの復帰を祝うため、私たちはブラックメシアへ究極の敬意を払う。このリストは、彼のトラックの良さを最高に引き出すカットとミックスである。
ブリアル「Shell of Light」
1995年にヒットしたディアンジェロのデビューアルバム「Cruisin」の中の1曲「Brown Sugar」をサンプリングしたブリアルは、ディアンジェロの柔らかなヴォーカルがその場に漂う空気のように存在している。
FOLAMOUR「LOVE FREQUENCIES」
ビッグ・ビート、80年代のハウスのループにディアンジェロのソウルフルな「Lady」のヴォーカル、このトラックはあらゆる場面で利用でき、懐かしさをもたらしてくれる。
J. COLE 「03′ ADOLESCENCE」
J.コールは、ディアンジェロのインストゥルメンタル「Alright」からヴォーカル抜きでサンプルしているが、十分にネオ・ソウルの雰囲気を味わうことができる。
ロマン・ジアンアーサー「SEND IT ON」
ジャネール・モネイとJidennaの定番共編者であるロマン・ジアンアーサは、ディアンジェロとレディオヘッドの両方に真の敬意を示したアルバム『Ok Lady』を製作した。 「Send It On」は、同じタイトルのディアンジェロのトラックの完全なカバーであり、彼のシルクのようにスムーズな音色を完全にキャプチャしている。
デューク・デュモン 「STREET WALKER」
デューク・デュモンは、ディアンジェロの「デビルズ・パイ」の低音域のボーカルを利用し、ハウス・シンセと激しいリズムを融合させ、傑出したトラックを作り出した。
ノレッジ「PASTRY」
「ペストリー」はノリッジの典型といえる芸術的トラックであり、ディアンジェロの「アフリカ」曲そのものの威厳に立つことを可能にした。このトラックは間違いなく黄金期のR&Bを思い出させてくれる。
リル・キム「DREAMS」
強気で、愚かで、悪意がある。そんなリル・キムの全てを皆愛している。この曲は、彼女がディアンジェロの「ブラウン・シュガー」とR&Bへ捧げる頌歌だ。
MF・ドゥーム「ブラウン・シュガー」
「ブラウン・シュガー」はクラシックであり、それがサンプルのネタとして人気の理由だ。 MF・ドゥームはディアンジェロのボーカルから離れ、独自のタッチで軽やかにループしている。
ビリー・ウッズ「THE WAKE」
ウッズの政治的なアルバム「History Will Absolve Me」は、2012年にリリースされた。コモンとディアンジェロの「Geto Heaven」のサンプルで、2000年にリリースされたアルバム「Voodoo」を元にしている。
ジェイムス・ブレイク「I’ll STAY」
囀るシンセサイザー、絶妙なアレンジと賛美歌の音。「I’ll Stay」は、同じタイトルのRH・ファクターとディアンジェロの2003年のトラックを再現し、暖かい和音はそのままに、シンセサイザーを追加し、逆再生されたヴォーカルを引き立てている。
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