Googleの親会社、アルファベットが、アーティストを独自の方法でサポートし、大手レコード・レーベルの機能を取って代わる目論見のスタートアップ、UnitedMastersに投資した。
TechCrunchによると、Interscope Recordsの元社長、スティーブ・スタウトが率いるUnitedMastersは、アルファベットに加え、20世紀フォックスやベンチャー・ファームのAndressen Horowitzなどから約78億円の資金を獲得。
UnitedMastersのメイン・コンセプトは、アーティストにSpotifyやYouTube、Soundcloudなどで音楽をディストリビュートする方法を提供しながら、印税を配布する一方で、原盤権をアーティスト本人に残すサービスの提供だ。同時にCRMツールも開発し、分析結果をチケット販売やグッズのマーケティングにも活用する。
UnitedMastersがアーティストの為になる一側面として、スタウト曰く「アーティストにとって一番重要な仕事は、素晴らしいアーティストであることです。彼らを取り巻くインフラは、効率よく彼らに報酬を与えることであり、原盤を所有して搾取することではありません」。
この新プラットフォームが敵視するのはメジャー・レーベルではあるが、Mixmagでは、インディペンデントなレーベルや老舗レーベルも重要な存在だと考えている。
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