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“プレイリスト詐欺師”がSPOTIFYから100万ドルを盗んだ可能性が浮上

世紀の音楽泥棒か?

Mixmag Japan | 23 February 2018

Music Business Worldwideの調べによると、ブルガリアのプレイリスト作成者が音楽ストリーミング最大手のSpotifyから100万ドルを盗み取った疑いがあるそうだ。

この種の”音楽泥棒”は、2017年の9月に『Music from the Heart』及び『Soulful Music』と題された2つのプレイリストがSpotifyのグローバル・チャートにて84位と35位を獲得した時にあるメジャー・レーベルの役員が初めて発見した、継続的な手口だ。

疑惑のプレイリストには30秒から40秒程度の楽曲が何百と収録されており、各ページのグローバル・ランキングが高かったにも関わらず、それぞれフォロワーは2000人に満たなかった。

調査の結果、これらのプレイリストは毎月ほぼ均一に1200人程度の視聴を得ていることが分かり、このブルガリアのプレイリスト作成者が同数のプレミアム・アカウントを購入の上、それぞれのアカウントにこれらのプレイリストを再生させている疑いが浮上してきた。

数字周りのおさらいをしよう。これらのプレミアム・アカウントを維持するには毎月1万2000ドルもの経費がかかってしまうが、今回のようなプレイリストを再生し続けた場合に、その行為がSpotifyの収益から取り除く金額は、急速に積もり積もっていく。

楽曲の権利者は、所有するトラックが再生されると、0.004ドルの報酬を得る。これを『Music from the Heart』及び『Soulful Music』が生み出した7200万プレイで乗じると、30日間の報酬は28万8000ドルにも昇る。

さらに、もしボットを使って報酬が発生する30秒を超えた時点で自動的に楽曲をスキップする仕組みを盛り込めば再生回数を1億回以上にすることも可能で、偽キュレーターは1万2000ドルの出費で最大41万5000ドルものリターンを得ることが可能なのだ。

困ったことに、この行為には明確な違法性はなさそうだということだ。二つのプレイリストは10月に削除されたが、上記計算と公開されていた期間を考えると、今回のスキームで上がった収益は100万ドルを超えてたとしてもおかしくない。

本件を受けて、Spotifyは公式な「現在、これらのプロセスを慎重に見直しており、正規のクリエーターや権利者、ユーザーの方にとっての悪影響がないよう、(不正行為の)検出と削除の手法を改善すべく努めています」と見解を述べている。

 

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