20メートルほどのベルリンの壁の残骸がベルリンのミッテ区で見つかった。存在が忘れられていたこの壁は、26年前の冷戦当時にベルリンを西と東に分割していたもので、都市開発担当の市議会議員、Ephraim Gothe氏が近隣の定期視察を実施している最中にたまたま見つけた。
Gothe氏は、「The Guardian」紙の取材に対して、いかにして、この歴史的に重要な建造物を発見するに至ったか答えた。「茂みを割って入って行ったところ、この壁の一部が目の前に現れたんです。それで、これは何だろうね? と」。
高さや素材がベルリンの壁と一致したことから、同現場は市の保護下に入った。公園は建造物を囲むように再デザインされ、壁についての情報を記載した看板等が設置される予定だ。
東西ドイツが再統一された90年代の初頭、一度分断された東西の社会的な繋がりを再構築した過程で、エレクトロニック・ミュージックは、大きな役割を果たした。1989年のベルリンの壁崩壊に続き、東ベルリンではアンダーグラウンド・テクノ・パーティが爆発的に増えた。
せっかくこのようなものが見つかったので、ここいらでベルリンの壁テクノ・パーティが開催されるべきだと思うのだが、どうだろうか。
[via:The Guardian]
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