TCO Londonが、イギリスの「聴覚障害者レイヴ」シーンについての短編映画を公開した。
Coral Brownが監督した短編は、Troi Leeと、彼が運営する画期的な「聴覚障害者レイヴ」を紹介する。
ハックニーを拠点に活動するDJ Leeは、2003年に”Deaf Rave”を誕生させ、その後の年月を通して、情熱的なパーティー好きによる親密なコミュニティーを育んできた。
「人と会話するときには読唇術を使うけど、音楽の場合は、スピーカーから音楽が出て来た途端に、身体が反応するんだ」と、Leeは映像の中で語る。「聴覚障害者が出かけて、社交的な時間を過ごせる場所は、すごく限られている」。
作品の解説でも触れられているが、聴覚障害者は、そうでない者に比べ、鬱に悩まされる可能性が倍になるという。また、聴覚障害者が音楽ファンであることによって体験する辛いことも作品中で描かれている。
『Deaf Rave』は、Facebookを通じて繋がり、実社会で行動を起こした若者に焦点を当てた短編シリーズ『Beyond the Screen』の一部である。
作品(英語)は、以下から視聴可能だ。Leeや、イベント”Deaf Rave”について、詳しくはこちらから。
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