クラブ・コミッションが実施した新しい研究によると、ベルリンのナイトライフ・シーンに繰り出すクラブ・ユーザーたちは、1日平均200ユーロを使うことが分かった。
この数字はドイツの歴史ある首都のクラブ、バー、レストラン、ホテルで2018年に消費された金額を集計したもので、合計額は15億ユーロに迫る。
クラブの収益は店舗ごとに異なり、11店舗が200万ユーロ以上を得ている一方、ほとんどのクラブは10万〜20万ユーロの収入を得ている。また、同研究によると、およそ1万人のベルリン住民が同業界で仕事に就いている。
クラブ・コミッションのスポークスマン、Lutz Leichsenringは、「クリエイティブ業界は今もベルリン最大の産業であり、その中でもクラブが最も重要な柱の一つ」と語った。
同報告書には、ベルリンでプレイされているジャンルの分布も開示されており、約40%のクラブでプレイされているテクノは3位に止まり、ハウスやインディー・ロック、ポップなどに抜かれる形となった。テクノの街というイメージがあるベルリンだけに、この結果は少し意外に感じるかもしれない。
ベルリンにおけるクラビングの重要性について、Leichsenringは、「クラブシーン自体が重要な雇用主であり、産業です。しかし、それよりも重要なのは、街の脈拍を打つ役割なのです」と付け加えた。
[Via: The Local]
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