UKを拠点に活動するプロデューサーのShanti Celesteが10トラック入りのLP『Tangerine』をPeach Discsから11月に発売する。Peach Discsは、2016年にGramrcyと共同で設立したレーベルで、本作は同レーベルからのデビュー・アルバムとなる。
デトロイト・ハウスのメロディとUKサウンドシステムのテンポにインスパイアされた『Tangerine』は、Celesteの個人的な歴史背景の延長線上にあるアルバムだ。EPを制作する際は各種の制約を感じていたというCelesteは、LPはまた新しい形の経験だったと語る。「アルバムは着地点を決めないで作業を進めるプロジェクトのように感じたので、自由な気持ちで取り組めた。よし、ここまで、と思うまで、好きなだけ創造を続けることができたの」。
加工されたヴォイスと、ジンバブエの楽器カリンバの使用は、『Tangerine』の根幹をなすサウンドの要となった。活動初期はブリストルのIdle Handsで録音アシスタントをしていたCelesteも、今や一人の確立されたアンダーグラウンドDJだ。
以下から、アルバム収録曲を視聴できる。
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