5回に渡り、我々が厳選した2018年のベスト・アルバム50選を紹介。第3弾の今回は、30-21まで。
30
「SHELLEY「S ON ZENN-LA」OLIVER COATES (RVNG INTL)
Radioheadの高く評価されたアルバム『A Moon Shaped Pool』に参加した後にCoatesが放った、クラシカルとレフトフィールドなエレクトロニックを融合させたニュー・アルバムは、世界の隅々からインスピレーションを受け取った音の小説だ。
29
「KIDS SEE GHOSTS」KIDS SEE GHOSTS (G.O.O.D MUSIC / DEFJAM)
KanyeとCudiがあらゆるビーフを水に流してタッグを組んだ一作。程よい塩梅の奇妙なKanys節と、鳥肌必至のCudiによるソフトなハミングが絶妙な割合で紡がれる。
28
「DREAM HOUSE」ÂME (INNERVISIONS)
Innervisionsの共同設立者、Âmeからのデビュー・フル・アルバムは、同ユニットのプロダクション・スタイルを一通り網羅した一作だ。ディープなアンセム調から、グッとロック調のものまで、Matthew HerbertやPlanningtorockらの素晴らしいボーカルも添えて。
27
「SOLACE」RÜFÜS DU SOL (SONY MUSIC)
今年本国のカバーも飾ったスターから3枚目のスタジオ・アルバム。オーストラリア人トリオがオルタナティブ・ダンス・シーンの仄暗い一角に迫りつつも、いつものキャッチーさも残している。
26
「DANCE MUSIC」SPENCER PARKER (WORK THEM)
多岐にわたる生々しくザラついたテクノとクラシック・ハウス・サウンドをフィーチャーしたアルバム『Dance Music』は、クラブでもスタジオでもハイスピードで仕事をこなす同アーティストならではの22トラック入りだ。
25
「SAFE IN THE HANDS OF LOVE」YVES TUMOR (WARP)
Sean Bowieの新鮮な3枚目のスタジオ・アルバムは、テクスチャー豊かなサウンド・デザインからポスト・パンク調までを網羅したエモーショナルな一作だ。
24
「NUOVA NAPOLI」NU GUINEA (NG RECORDS)
Lucio AquilinaとMassimo Di Lenaが放つ、本格的な一枚。ディスコ、ジャズ、ファンクのリズムを組み合わせ、故郷へのオマージュを完成させた。
23
「COCOA SUGAR」YOUNG FATHERS (NINJA TUNE)
スコットランド人トリオの過去作の中で、最も一般受けする一枚が完成した。イギリス的で、前向きなラップとアップリフティングなボーカルが計算されたカオスを華麗に盛り上げる。
22
「AGE OF」ONEOHTRIX POINT NEVER (WARP)
OPNとしては初めて自らのボーカルを中心に組み立てたアルバムは、キャッチーだが予測不可能な一枚だ。
21
「THE MARQUIS OF HAWKES」MARQUIS HAWKES (HOUNDSTOOTH)
美しいハウス・リズムの匠が放つセカンド・アルバムは、オールド・スクール・レイヴ、UKG、そしてアシッドが渾然一体となった、これまでより少しアンダーグラウンドな一枚だ。
Get the latest.
Follow Mixmag Japan on Twitter!
Follow @mixmagjapan