レコードレーベルのヴァイナル盤の売り上げは、およそ25年ぶりにCDを上回りそうだ。
イギリスのレーベル全体で、ヴァイナル盤の売り上げは去年30%増加し、1989年以来最高の8630万ポンドを記録。
音楽ファンはパンデミックの中イベントに参加できなかったことにより、予算をレコードコレクションに回したようだ。
イギリスのの音楽業界団体、英国レコード産業協会はヴァイナル盤の年間売り上げが「CDの収益に近づいている」と報告している。
CDの収益は2010年から急速に減少しているが、その間ヴァイナル盤の売り上げは安定的に成長して来た。
英国レコード産業協会、そしてBRIT AwardsとMercury Prizeの最高責任者であるGeoff Taylorは「レコードショップがロックダウンしていたにも関わらず売り上げを伸ばしたヴァイナル盤は、長年音楽ストリーミングの引き立て役であった事実を裏づけた。2021年は、LPの売り上げがCDを上回る1987年以来初めての年になるだろう。」とコメントした。
2020年、Fleetwood Macの『Rumours』、Amy Winehouseの『Back To Black』と言った名作や、Harry Stylesの『Fine Line』、Kylie Minogueの『Disco』、IDLESの『Ultra Mono』と言った新作もヴァイナル盤で人気を博した。
来年、CDは発売から40周年を迎える。
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