Colloboh – 「RPM+」
詳しい素性は今のところ謎に包まれているナイジェリア発ボルチモア拠点の若きエクスペリメンタル・プロデューサー、Collins Obohによるソロ・プロジェクト。モジュラー・シンセサイザーを駆使して、色彩豊かなエレクトロニック・ミュージックを紡ぎ出す期待の逸材である。この度、先鋭的なアーティストを輩出し続ける〈Leaving Records〉から、彼の5曲入りのデビューEP『Entity Relation』がリリースされた。さらに、デビュー曲「Zero Day」と未発表曲の「Let Love」の計2曲をボーナストラックとして追加したジャパニーズ・エディションのCDも制作されている。
図太く軽快なビートに煌めきと浮遊感が融合するウワモノのレイヤーが絶妙なバランスで交錯し、リズミカルかつドリーミーに展開するエレクトロニック・ミュージックに引き込まれる。Aphex TwinなどのWarp直系のIDM〜エレクトロニカ的展開から、ヴォーカルをフィーチャーしたソウルフルなバイブス、LAビート的なチルアウトを通過し、その完成度はデビュー間も無いとは思えないスケールを感じさせる。ここ日本でも幅広い層から支持を得られることは間違いない。
なお、本編のマスタリングは同じくLeavingから作品をリリースしているZeroh。ボーナス・トラックは「Let Love」をMatthewdavidが、「Zero Day」をDaddy Kevがそれぞれ手がけており、デザインはバーガーキングのリブランディングのデザイン・ディレクターも務めたJustin Finesが担当している。
Colloboh – 「Zero Day」
■ Colloboh 『Entity Relation』
Label: PLANCHA / Leaving Records
Format: CD / Digital
TRACK LIST:
1. Turning&
2. Borderline
3. RPM+
4. One2MANY
5. Reasons (feat. Bahdboi Ena)
6. Let Love (Bonus Track)
7. Zero Day (Bonus Track)
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