4Kのアートプロジェクト「ETCHED」にSAKURA TSURUTAが登場！

8月29日にKaoru Inoueを迎えた「ETCHED」の第一弾が配信されて間もないが、11月15日にはSAKURA TSURUTAのライブセットによる第二弾が発表された。バークレー音楽院の音楽療法科および、Electronic Production & Design科を首席で卒業し、近年では電子音楽とデジタルアート祭典「MUTEK」にも出演するなど、国内外から注目を集める実力者がここで登場。

なお、本作の映像は秋の福島県・裏磐梯で撮影されている。1888年磐梯山の噴火により壊滅的な被害を受け、数十年に渡り荒れ果てた荒野となっていたが、遠藤現夢をはじめとした復興を願う人たちによる1340ヘクタールに及ぶ気の遠くなるような植林活動の結果、現在の素晴らしい景観を取り戻した。

命を感じさせる紅葉に包まれた朝凪の湖にSAKURA TSURUTAの音楽は時に優しく、時に鼓動を打つように響き渡った。早朝に現れた夢のような景観と心を癒す音楽、遠藤現夢への尊敬の念を込めて002のタイトルは『現夢』とされた（前回のKaoru Inoueは『飛翔』）。

北塩原村商工観光課を中心に多くの地元の協力を得て、この動画は撮影された。また当プロジェクトは、企画趣旨に賛同する企業／個人の協力によって成り立っており、制作チームはスピードと柔軟性を備えた中小規模の法人とフリーランスで編成されている。この動画の再生による収益は、アーティストならびに権利所有者に還元。同時にSpotifyのプレイリストでトラックリストを公開することで、ユーザーの皆様に散歩や通勤、デスクワーク、食事などあらゆる生活シーンの中で楽しめる。