Leon Duncan – 「Rucio」
ナイロビで生まれ育ったLeon Duncanは、高校のコンピューター室でDAWソフトに触れ、音楽制作を学んでいった。やがて彼は自身が作ったビートを売るようになるが、言いようのない焦燥感や不安に駆られ、すぐに過激な音楽を嗜好するようになった。
ギターを弾いたことがなかったDuncanは、地元のヘビーメタルバンド「Lust of a Dying Breed」のギタリスト募集に応募。そのバンドのヴォーカリストだったMartin Kanja(現在はNyege NyegeのDumaの片割れ)と共にケニアのインダストリアル・ミュージックの特異性を追求した結果、騒音問題でアパートから追い出されてしまった。その後Nyege Nyegeに参加してから、彼は晴れて音の実験を展開するための創造的な自由を手に入れたのである。
その特異性と凶暴性そのままに、Nyege Nyege傘下のレーベル〈Hakuna Kulala〉からカセットテープをリリースした。シナプスが爆発するようなサウンドが、我々を襲ってくる。
■ Leon Duncan 『Fuck A Rosetta Stone for My Brain Waves』
Label: Hakuna Kulala
Format: Cassette / Digital
Tracklist:
1. AI Took Err Jobs
2. Ching
3. Rucio
4. Babur
5. Nintendo Dub
6. Digital Drug
7. Plugged in Kalimba Blues
8. Portable Anxiety
9. Acute Psychosis
Bandcamp
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