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サウンドコンポーザーのJana Irmertが最新アルバム『The Soft Bit』で追求する“音の物質性”

アイスランドの映画・TV界における最高の栄誉“エダ賞”にノミネートされる才人の最新作

Mixmag Japan | 14 June 2021

Jana Irmert – 「The Soft Bit」

ベルリンを拠点に長編映画やドキュメンタリーなどの劇伴も制作するサウンドコンポーザー、Jana Irmert。彼女がサウンドトラックを手掛けた映画『最後にして最初の人類』(2020年公開)は、アイスランドの映画・TV界における最高の栄誉“エダ賞”にノミネートされている。

今回、彼女は通算4枚目となるアルバム『The Soft Bit』を、ウィーンのレーベル〈Fabrique Records〉から6月18日にリリースする。以下、本人から寄せられた今作のライナーノーツ。

このアルバムに収録されている楽曲は、およそ1年かけて制作されました。最初は特定のコンセプトやストーリーを考えていなかったのですが、段々サウンドが持つ感覚的な部分に惹かれていきました。音にもっと近づいて、構造や表層にどのような対比があるのか知りたいと思うようになりました。

「砂の中に手を入れて、肌に触れる流砂を感じる――」

私がこれまで行ってきたフィールド・レコーディングは、音源から特定の場所が想像されるようなものが多かったのですが、本作ではある意味、場所のない音、あるいは素材そのものの音を表現しています。

「体の一部を水に浸して聞こえてくる音――」

その結果、硬い素材を加工した音は柔らかな音色になる場合が多く、水や空気などの柔らかい素材を加工した音は、最終的にパーカッシブであったり、ノイジーな音になることがわかりました。作曲の仕上げは、目を閉じて一つ一つの作品の表面を触って、その形や輪郭を少しずつ確認していくようなものでした。そのためか、岩石のように固まった楽曲もあれば、今にも蒸発してしまいそうな作品もあります。

「できるだけ静止して、あなたの顔をなでる空気を感じてみて下さい――」


■ Jana Irmert 『The Soft Bit』
Release Date. 2021.06.18
Label: Fabrique Records
Format: digital / vinyl 12”
Tracklist:
1. Lament
2. Against Light
3. The Soft Bit
4. Of Air
5. Without Thought
6. Underneath
7. Granite
8. Everything Minus All
Bandcamp

 

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