コロナウイルス感染拡大に伴い、音楽シーンの各所でイベント中止や自粛が相次いでいる。ライブが主な収入源であるアーティストは、この現状に四苦八苦しながら打開策を見出そうとしているところだ。そんな中、日本のインディーレーベル「origami PRODUCTIONS」がユニークなアイデアを提案した。それが「origami Home Sessions」。同レーベルに所属するアーティストが、楽曲制作のためのステムデータを無償で公開している。
こちらのインストトラックやアカペラのデータを使ってコラボソングを作り、ネットにアップしたり、リリースも可能であるという。なお、収益は全てリリースしたアーティストに還元される。このプロジェクトの凄みは、ステムデータを提供するのがorigamiのミュージシャンであることに他ならない。いずれの音源も素晴らしい内容だ。Shingo Suzuki、mabanua、Kan Sano、関口シンゴ、Michael Kanekoはインストトラック、Hiro-a-keyはシンガーとしてアカペラを用意した。
まだプロジェクトが始動してから1日と経っていないが、既に様々なアーティストが彼らのステムデータを使って楽曲をリリースしている。
以下、本データを利用する上での注意点。
【アーティストの皆様へ】
下記ガイドラインをご確認の上、楽曲制作、リリースをお願いいたします。
1. 可能な限りコラボ表記を入れてください。
feat. mabanua
Prod. by Shingo Suzuki
with Kan Sano
など表記方法はお任せします。
2. SNSで拡散させる際は ハッシュタグ #origamiHomeSessions #アーティスト名 #origamiPROUCTIONS を入れてください。
3. リリースの際はJASRACなど著作権団体への登録は避けてください。
同じ楽曲が多数登録されてしまうことになってしまうので、ご協力ください。
(作詞などをご登録したい場合は、同じ歌詞を別曲に乗せて登録するなどご対応いただければと思います)
<origami Home Sessions詳細>
http://ori-gami.com/home-sessions/
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