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Mixmag Japanが推す、TAICOCLUB 2018に出演するアーティスト5組

TAICOCLUB最終回、注目アーティストを一挙ピックアップ!

Mixmag Japan | 2 March 2018

TAICOCLUB 2018, Marcel Dettmann, Kiasmos, Iglooghost, Lone, Nathan Fake
2006年から続く野外音楽フェスティバル『TAICOCLUB』。独自のラインナップでシーンを切り開いてきた同フェスも今年で最後だ。昨今の音楽シーンを見渡すと、メインストリームとアンダーグラウンドの境界線、あるいは異なるジャンルの垣根が極めて曖昧になってきている。Kanye WestやBjörkがArcaと組み、The xxのようなエッジーなバンドがアリーナ級の人気を集める。そういう横断的な動きを、開催当初からラインナップで表現していたのがTAICOCLUBであった。Oneohtrix Point NeverFour TetBibio、そして先述のArca。広義のクラブミュージックを中心としつつ、オルタナティブなアーティストが会場を彩ってきた。TAICOCLUBのために「こだまの森(@長野県木曽郡木祖村)」へ行くのも今年で最後だと思うと正直寂しいが、今回のラストダンスをしかと見届けたい。

(昨年のTAICOCLUB。ドイツのプロデューサー/DJ、Shed出演時の様子)

この記事ではクラブカルチャーの専門メディアとして、ジャンルに特化した切り口で『TAICOCLUB 2018』を特集する。さきほど述べたこのフェスの横断的なラインナップとは相反するようだが、今回ピックアップするのは以下の5人。Hiatus Kaiyoteに代表される現行ソウルや、国内ダンスミュージックに変革をもたらしているサカナクションなどは、また別の機会にピックアップしたい。

また、現時点ではまだ3rdラインナップの段階であることも踏まえておこう。この後にも続々と出演アーティストが発表されるはずだ。この記事を読みながら、次回以降のアナウンスも楽しみにしていて欲しい。


1. Lone

Lone, TAICOCLUB 2018
昨年のダンスミュージックシーンはLoneのものだった。少なくともテクノやハウス、ヒップホップを体系化したことにおいては、彼の右に出るものはいない。R&Sからリリースされた『Ambivert Tools』シリーズは、まさしくそれを体現している。

また、『Ambivert Tools』のほかに、彼は昨年もうひとつ特筆すべき作品をリリースした。ベルリンの名門!K7 Recordsの人気ミックスシリーズ『DJ-Kicks』である。

DJのプレイを「ジャーニー(旅)」に喩えることがあるが、このミックスには情景だけでなく物語が見える。テクノやハウスを経由しながら、最後にRadiohead。完璧だ。


2. Iglooghost

Iglooghost, TAICOCLUB 2018
TAICOCLUBの特徴として、「ジャンル横断型」の他に若手のフックアップが挙げられる。Toro Y MoiKing Kruleも、かなり早い段階でこだまの森を訪れている。そして今回、その枠に収まるのはIglooghost(イグルーゴースト)だろう。

10代のころにFlying Lotus率いるBrainfeederに見い出され、ついに昨年、ファーストフルアルバムの『Neō Wax Bloom』をリリースした。「ナードなビート」と言うと伝わるだろうか?本人に攻撃的な意図がなくとも、そのオタク性ゆえにアンタッチャブルな雰囲気を持つアーティストがいる。Oneohtrix Point NeverやSquarepusherはこのタイプだろう。そしてIglooghostもまた、この系譜の上に居る。


3. Kiasmos

Kiasmos, TAICOCLUB 2018
ポスト・クラシカルの最重要アーティスト、Kiasmos(キアスモス)。普段はオーラヴル・アルナルズとヤヌスの二人組ユニットとして活動しているが、今回はヤヌス一人によるDJセットでのパフォーマンスが行われる。

(序盤は音が出ないので5:10~再生)

ポスト・クラシカルとは言え、彼らの得意分野は静謐なプロダクションだけではない。この動画のようにフロアに振り切った内容のDJも高いレベルでこなすことができ、最近ではBonoboによる『Blurred』のリミックスも好評だ。元来ポスト・クラシカルとクラブカルチャーは親和性が高いが、Kiasmosの音楽はその最前線にある。

恐らくTAICOCLUBでは、彼の出番は深夜帯か明け方だろう。それまで体力を残しておきたい。


4. Marcel Dettmann

Marcel Dettmann, TAICOCLUB 2018
マルセル・デットマンとベン・クロックと言えば、あの伝説のクラブ<Berghain>のレジデントDJのことだ。その片割れが、TAICOCLUB最終回に登場する。2015年以来二度目の出演となるが、当時は彼のグルーヴに中毒症状を覚えるオーディエンスが続出した。

基本的にはモノトーンな4つ打ちだが、確実にフロアを酩酊させる。まさしく<Berghain>のレジデント、百戦錬磨のDJだ。

またLoneと同様、彼も『DJ-Kicks』に参加しているので、そちらもぜひチェックてほしい。同シリーズのどのミックスよりもライブ感のある仕上がりだ。


5. Nathan Fake

Nathan Fake, TAICOCLUB 2018
一時は大きなスランプに陥っていたネイサン・フェイクが、昨年復活した。Ninja Tuneに移籍して作られた『Providence』と共にカムバックを果たしたのだが、この内容がとんでもなく素晴らしかった。エクペリメンタルでありながら、耳触りも良い。

そしてつい先日の2月23日、昨年の勢いをそのままにEP『Sunder』をリリースした。表題となった『Sunder』を筆頭に硬質なテックハウスを展開している。BPMはバラバラだが、雰囲気には統一性があって、精巧な作りであることが窺える。ミュージシャンとして良い状態にあることは、確認するまでもなさそうだ。


■ TAICOCLUB 2018
開催日:
2018年6月2日(土)~ 6月3日(日) オールナイト公演
開催地:
長野県木曽郡木祖村 こだまの森
<公式サイト>
http://taicoclub.com/18/

 

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