The Lab LAは、MixmagとWAV’sが共同で提供するウィークリーのライブ・ストリームである。音響周りを担当するのは、サウンドシステム業界で最先端を行くVoid Acousticsだ。ロサンゼルスのダウンタウンより、ナイスなDJたちによる珠玉のプレイが配信される。今回は、ロンドン出身の気鋭プロデューサー / DJのMat Zo(マット・ゾー)が登場!
ポーター・ロビンソンらと共にかつてはEDM文脈で台頭した彼は今、シームレスにジャンルを横断しながら制作活動を続けている。トランスやハウス、テクノを包括的に解釈する様は、2010年代後半の音楽シーンを体現するかのようだ。最新EPの『This Is A Mad Zoo House』では、彼の原点とも言える「ド直球なハウスミュージック」へと回帰した。「昔ながらのやり方ではあるんだけど、サンプリングでみんなが使うような音源は使いたくなかった。だから今回はインターネットの海を血眼になって素材を探したよ。多くの人が通り過ぎる音に、新しい命を吹き込みたかったんだ」。
Mat Zo – 『Bad Posture』
聴きやすく、親しみのあるハウスミュージックではあるが、そこには確かな情熱がある。このアーティスト然とした態度こそ、彼の音楽家としての魅力だろう。DJもまたしかりである。
MAT ZO filter house set in The Lab LA
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